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CStringT::TrimRight

文字列の末尾から文字をトリムします。

CStringT& TrimRight(
   XCHAR chTarget 
);
CStringT& TrimRight(
   PCXSTR pszTargets 
);
CStringT& TrimRight( );

パラメーター

  • chTarget
    トリムする文字。

  • pszTargets
    トリムする文字を格納した文字列を指すポインター。pszTarget の末尾からのすべての文字は、CStringT オブジェクトからトリムされます。

戻り値

トリムされた文字列を保持する CStringT オブジェクトを返します。

解説

以下のいずれかが末尾に出現すると、削除されます。

  • chTarget.で指定された文字。

  • pszTargets.で指定された文字列で検出されたすべての文字。

  • 空白文字。

CStringT& TrimRight(XCHAR chTarget) は、1 文字のパラメーターを受け取り、その文字のすべてのコピーを CStringT 文字列データの末尾から削除します。この処理は、文字列の末尾から始まり、先頭に向かって実行されます。処理が停止するのは、別の文字が検出されるか、CSTringT の文字データがなくなったときです。

CStringT& TrimRight(PCXSTR pszTargets) は、検索対象のさまざまな文字がすべて含まれた、null で終わる文字列を受け取ります。これらの文字のすべてのコピーが CStringT オブジェクトで削除されます。この処理は、文字列の末尾から始まり、先頭に向かって実行されます。処理が停止するのは、対象文字列にない文字が検出されるか、CStringT の文字データがなくなったときです。対象文字列全体が、CStringT の末尾で部分文字列と照合されることはありません。

CStringT& TrimRight() にはパラメーターは必要ありません。CStringT 文字列の末尾にある空白文字が取り除かれます。空白文字には、改行、スペース、タブがあります。

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使用例

// typedef CStringT<TCHAR, StrTraitATL<TCHAR, ChTraitsCRT<TCHAR>>> CAtlString;

CAtlString str;
str = _T("Soccer is best!?!?!?!?!");

_tprintf_s(_T("Before: \"%s\"\n"), (LPCTSTR)str);
_tprintf_s(_T("After : \"%s\"\n"), (LPCTSTR)str.TrimRight(_T("?!")));

// Output:
// --------------------------
// Before: Soccer is best!?!?!?!?!
// After: Soccer is best

出力

この例によって、次のような出力が生成されます。

Before: "Soccer is best!?!?!?!?!"

After : "Soccer is best"

必要条件

ヘッダー: cstringt.h

参照

関連項目

CStringT クラス

CStringT::Trim

CStringT::TrimLeft