GraphPathSerializationDictionary クラス

CommonPaths では、 DGML の特定の属性値を再割り当てできます。

たとえば、ソリューションが移動してもファイルを見つけることができるので、ファイル パスをソリューションに対して相対的にするのはよいことです。これを解決するために、完全パスの値で "SolutionDir" というパスを定義できます。次に GraphSerializer は、このパスが DGML で見つかるたびに構文 "$(name)" に置換します (name は、指定したパスの ID)。また、Paths ブロックで使用されるパスの定義をファイルの末尾に書き込みます。この DGML ドキュメントが読み込まれると、パスが現在の CommonPaths の値に置き換えられ、すべての変数参照がこれらの新しい値を使用して展開されます。

したがって、コンピューターのソリューション フォルダーはドライブ C のどこか、および別のコンピューターのドライブ D にある場合があり、すべてのことはなお期待どおりに実行されます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.VisualStudio.GraphModel.GraphPathSerializationDictionary

名前空間:  Microsoft.VisualStudio.GraphModel
アセンブリ:  Microsoft.VisualStudio.GraphModel (Microsoft.VisualStudio.GraphModel.dll 内)

構文

'宣言
Public Class GraphPathSerializationDictionary _
    Implements IDictionary(Of String, String),  _
    ICollection(Of KeyValuePair(Of String, String)), IEnumerable(Of KeyValuePair(Of String, String)),  _
    IEnumerable

public class GraphPathSerializationDictionary : IDictionary<string, string>, 
    ICollection<KeyValuePair<string, string>>, IEnumerable<KeyValuePair<string, string>>, 
    IEnumerable

public ref class GraphPathSerializationDictionary : IDictionary<String^, String^>, 
    ICollection<KeyValuePair<String^, String^>>, IEnumerable<KeyValuePair<String^, String^>>, 
    IEnumerable

type GraphPathSerializationDictionary =  
    class
        interface IDictionary<string, string>
        interface ICollection<KeyValuePair<string, string>>
        interface IEnumerable<KeyValuePair<string, string>>
        interface IEnumerable
    end

public class GraphPathSerializationDictionary implements IDictionary<String, String>, ICollection<KeyValuePair<String, String>>, IEnumerable<KeyValuePair<String, String>>, IEnumerable

GraphPathSerializationDictionary 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	GraphPathSerializationDictionary()	共通パスの空のリストを作成します。
	GraphPathSerializationDictionary(GraphPathSerializationDictionary)	別のオブジェクトから CommonPaths のコピーを作成します。

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プロパティ

	名前	説明
	Count	コレクション内のパスの数を取得します
	IsReadOnly	System.Collections.Generic.ICollection が読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
	Item	指定したキーを持つ要素を取得または設定します。
	Keys	System.Collections.Generic.IDictionary のキーを含む System.Collections.Generic.ICollection を取得します。
	Names	現在のパス名のスナップショットを返します。
	Values	System.Collections.Generic.IDictionary の値を含む System.Collections.Generic.ICollection を取得します。

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メソッド

	名前	説明
	Add(KeyValuePair<String, String>)	指定した名前と値を持つパスを追加します。空のパスは無視されます。 後続のスラッシュは削除されます。
	Add(String, String)	指定した名前と値を持つパスを追加します。空のパスは無視されます。 後続のスラッシュは削除されます。
	AddDefaultPaths	現在のプロセスの環境を使用して検索できる既定のパスを追加します。
	Clear	System.Collections.Generic.ICollection からすべての項目を削除します。
	Contains	指定したリンクがこのコレクション内にあるかどうかを判定します。
	ContainsKey	指定されたキーを持つ要素が System.Collections.Generic.IDictionary に含まれているかどうかを判断します。
	CopyTo	System.Collections.Generic.ICollection の要素を System.Array にコピーします。コピーは特定の配列内の特定の System.Array インデックスから開始します。
	Equals	指定のオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Finalize	オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	GetEnumerator	コレクションを反復処理する列挙子を返します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
	GetPath	指定した名前のパスの値を取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	LookupName	指定した値を持つパス名を検索します
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	Remove(KeyValuePair<String, String>)	System.Collections.Generic.ICollection から、特定のオブジェクトの最初に出現したものを削除します。
	Remove(String)	System.Collections.Generic.ICollection から、特定のオブジェクトの最初に出現したものを削除します。
	ToString	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)
	TryGetValue	指定したキーに関連付けられている値を取得します。

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イベント

	名前	説明
	CommonPathsAdded	AddCommonPaths が呼び出された後に、このイベントを使用して、カスタムの共通パスを挿入できます。

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明示的インターフェイスの実装

	名前	説明
	IEnumerable.GetEnumerator	コレクションを反復処理する列挙子を返します。

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スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

関連項目

Microsoft.VisualStudio.GraphModel 名前空間