ロード テスト エディターを使用したロード テストの編集
ロード テスト エディターを使用して、既存のロード テストを編集できます。ロード テストを編集する前に、新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成する必要があります。詳細については、「新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成」を参照してください。
ロード テストには、単体テストと Web パフォーマンス テストの両方を含めることができます。ロード テストの主な目的は、多数のユーザーによるサーバーへの同時アクセスをシミュレートすることです。ロード テストにより、アプリケーションのストレスおよびパフォーマンスのデータを利用できるようになります。ロード テストは、ユーザーのロードやネットワークの種類など、さまざまなロード条件をエミュレートするように構成できます。
ロード テスト エディターの階層
新しいロード テスト ウィザードを使用して作成されたロード テスト
ロード テストの作成時に新しいロード テスト ウィザードで指定した初期構成オプションと設定は、ウィザードの完了後にロード テスト エディターで変更できます。ロード テスト エディターを使用すると、既存のロード テストのプロパティを変更したり、新しいシナリオ、カウンター セット、および実行設定を追加したりできます。
要件
- Visual Studio Ultimate
タスク
タスク |
関連するトピック |
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ロード テスト シナリオの設定の編集: シナリオは、ユーザー グループがサーバー アプリケーションと対話する状況をモデル化するために使用されます。シナリオは、ロード パターン、テスト ミックス モデル、テスト ミックス、ブラウザー ミックス、およびネットワーク ミックスで構成されます。ロード テストには複数のシナリオを指定でき、個々のシナリオには複数の Web パフォーマンス テストおよび単体テストを含めることができます。同様の設定をグループ化することによって、シナリオでは同様の性質を持つテストを一緒にグループ化したり、実行したりできます。 |
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ロード テストで使用されるコンピューターに指定されるパフォーマンス カウンター セットの構成と管理: ロード テストでは、テクノロジ単位で整理されている名前付きカウンター セットが提供されており、パフォーマンス カウンター データを分析する際に役立ちます。カウンター セットには、ロード テスト、IIS、ASP.NET、SQL などがあります。新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成すると、ロード テストに含めるように指定したコンピューターに対して、定義済みの重要なカウンター セットの初期セットが既定で構成されます。カウンターは、ロード テスト エディターで管理します。 |
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ロード テストの実行設定の構成と管理: 実行設定とは、ロード テストの実行方法に影響を与えるプロパティのセットです。実行設定は、[プロパティ] ウィンドウでカテゴリ別に整理されています。 |
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ロード テストへの 64 ビット プロセスの指定: 64 ビット プロセスを使用する場合は、ロード テストで使用するテストの設定で指定できます。 |
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ロード テストの構成に関する考慮事項: サンプル レートや待ち時間などの設定を変更することで、ロード テストを最適な設定に構成できます。また、Web パフォーマンス テストが含まれる場合、ロード テストを最適な設定に構成できます。 |
関連タスク
実行設定とは、ロード テストの実行方法に影響を与えるプロパティのセットです。実行設定は、[プロパティ] ウィンドウでカテゴリ別に整理されています。
テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの実行の分散
コンピューターのグループを使用して、テスト用にシミュレートされた負荷を生成し、複数のコンピューターで同時にリモートでテストを実行することができます。
外部リソース
ガイダンス
参照
処理手順
概念
ロード テスト アナライザーを使用したロード テストのしきい値規則違反の分析
その他の技術情報
新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成