方法: 配分を適用してユーザー ペースのテスト ミックス モデルを使用するときの遅延をペース配分する
新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成した後で、ロード テスト エディターを使用して、テストのニーズや目標に合わせてシナリオのプロパティを変更できます。詳細については Step 2.2 - Choosing a Test Mix Model in the New Load Test Wizard.
[!メモ]
ロード テスト シナリオの各プロパティとその説明の一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。
要件
- Visual Studio Ultimate
"遅延のペースに分布を適用" プロパティは、[プロパティ] ウィンドウを使用して設定します。ロード テスト シナリオの各プロパティは後でロード テスト エディターを使用して変更します。
[!メモ]
"遅延のペースに分布を適用" プロパティは、ロード テスト ミックスがユーザーのペースに基づいて構成されている場合にのみ適用されます。詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。
"遅延のペースに分布を適用" の値は、true または false に設定できます。
True: [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] 列の値で指定された、標準的な統計分布による遅れを適用します。詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。
たとえば、テストの [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] の値を、1 時間あたり 2 ユーザーに設定したとします。"遅延のペースに分布を適用" プロパティを True に設定すると、標準的な統計分布がテスト間の待機時間に適用されます。1 時間につき 2 つのテストが実行されますが、その間隔は 30 分とは限りません。最初のテストが 4 分後に実行されたり、2 回目のテストが 45 分後に実行されたりする場合があります。
False: [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] 列の値に指定したペースでテストを実行します。詳細については、「テキスト ミックス モデルを編集して仮想ユーザーがテストを実行する確率を指定」を参照してください。
たとえば、テストの [テスト ミックスの編集] ダイアログ ボックスの [1 ユーザーの 1 時間あたりのテスト数] の値を、1 時間あたり 2 ユーザーに設定したとします。[遅延のペースに分布を適用] プロパティを False に設定すると、テスト実行時の設定を変更する余裕はなくなります。テストは 30 分ごとに実行されます。これにより、1 時間あたり 2 回のテストが行われます。
シナリオの "遅延のペースに分布を適用" プロパティの設定を指定するには
ロード テストを開きます。
ロード テスト エディターが表示されます。ロード テスト ツリーが表示されます。
ロード テスト ツリーの [シナリオ] のフォルダーで、使用するエージェントを指定するシナリオのノードを選択します。
[表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウに、シナリオのカテゴリおよびプロパティが表示されます。
"遅延のペースに分布を適用" のプロパティ値で、True または False を選択します。
プロパティを変更した後、[ファイル] のメニューの 上書き保存 を選択します。次に、"遅延のペースに分布を適用" の新しい値を使用して、ロード テストを実行します。
参照
処理手順
方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してロード テストを実行する
概念
その他の技術情報
ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集
新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成
Step 2.0 - Creating and Changing a Scenario in the New Load Test Wizard