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NamedRange.Parse メソッド

データの範囲を区切り、複数のセルに分割します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Function Parse ( _
    ParseLine As Object, _
    Destination As Object _
) As Object
Object Parse(
    Object ParseLine,
    Object Destination
)

パラメーター

  • ParseLine
    型 : System.Object
    セルを分割する位置を示す、左右の角かっこ ([]) を含む文字列です。
    たとえば、"[xxx][xxx]" と指定すると、配置先の範囲の最初の列に最初の 3 文字を挿入し、2 列目に次の 3 文字を挿入します。
    この引数を省略した場合、Microsoft Office Excel は、列を分割する位置を、範囲の左上のセルのスペーシングに基づいて推測します。異なる範囲に基づいて分割位置を推測するには、ParseLine 引数に Microsoft.Office.Interop.Excel.Range オブジェクトを指定します。この範囲は、区切る対象のセルのいずれか 1 つであることが必要です。 ParseLine 引数は、角かっこ ([]) および空白を含めて 255 文字以内であることが必要です。

戻り値

型 : System.Object

解説

NamedRange コントロールの内容が、隣接する複数の列に配置されるようにします。NamedRange コントロールの幅は、1 列以内である必要があります。

次のコード例は、Parse メソッドを使用して、NamedRange1 という名前の NamedRange コントロール内の電話番号を表す各数字グループを、セル D1 以降の新しいセル範囲に区切って配置します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

    Private Sub ParsePhoneNumbers()
        Me.Range("A1").Value2 = "'5555550100'"
        Me.Range("A2").Value2 = "'2065550101'"
        Me.Range("A3").Value2 = "'4255550102'"
        Me.Range("A4").Value2 = "'4155550103'"
        Me.Range("A5").Value2 = "'5105550104'"

        Dim namedRange1 As Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange _
            = Me.Controls.AddNamedRange(Me.Range("A1", "A5"), _
            "namedRange1")

        ' Parse the phone numbers and insert them into 
        ' the range starting at D1.
        namedRange1.Parse("[XXX][XXX][XXXX]", Me.Range("D1"))
    End Sub

private void ParsePhoneNumbers()
{
    this.Range["A1"].Value2 = "'5555550100'";
    this.Range["A2"].Value2 = "'2065550101'";
    this.Range["A3"].Value2 = "'4255550102'";
    this.Range["A4"].Value2 = "'4155550103'";
    this.Range["A5"].Value2 = "'5105550104'";

    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange namedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.Range["A1", "A5"],
        "namedRange1");

    // Parse the phone numbers and insert them into 
    // the range starting at D1.
    namedRange1.Parse("[XXX][XXX][XXXX]",
        this.Range["D1"]);
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

NamedRange インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間