Event.partition<'T,'Del> 関数 (F#)
イベント引数に述語を適用すると true が返る場合は、元のイベントを待機して 1 番目の結果イベントをトリガーする新しいイベントを返し、false が返る場合は 2 番目のイベントをトリガーする新しいイベントを返します。
名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Control.Event
アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll)
// Signature:
Event.partition : ('T -> bool) -> IEvent<'Del,'T> -> IEvent<'T> * IEvent<'T> (requires delegate)
// Usage:
Event.partition predicate sourceEvent
パラメーター
戻り値
イベントのタプル。述語が true と評価されると最初のイベントがトリガーされ、述語が false と評価されると 2 番目のイベントがトリガーされます。
解説
この関数は、コンパイルされたアセンブリでは Partition という名前です。F# 以外の言語から、またはリフレクションを使用してこの関数にアクセスする場合は、この名前を使用します。
使用例
Event.partition 関数を使用して、1 つのイベントを独自のイベント処理コードを持つ 2 つのイベントに分割する方法を次のコード例に示します。
open System.Windows.Forms
open System.Drawing
let form = new Form(Text = "F# Windows Form",
Visible = true,
TopMost = true)
let (event1, event2) =
form.MouseMove
|> Event.partition (fun evArgs -> evArgs.X > 100)
event1 |> Event.add ( fun evArgs ->
form.BackColor <- System.Drawing.Color.FromArgb(
evArgs.X, evArgs.Y, evArgs.X ^^^ evArgs.Y))
event2 |> Event.add ( fun evArgs ->
form.BackColor <- System.Drawing.Color.FromArgb(
evArgs.Y, evArgs.X, evArgs.Y ^^^ evArgs.X))
プラットフォーム
Windows 8、Windows 7、Windows Server 2012 で Windows Server 2008 R2
バージョン情報
F# コア ライブラリのバージョン
サポート: ポータブル 2.0、4.0