Core.Option<'T> 共用体 (F#)
省略可能な値の型を指定します。これは、値がある可能性とない可能性がある場合に使用します。
名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Core
アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll 内)
[<DefaultAugmentation(false)>]
[<StructuralEquality>]
[<StructuralComparison>]
type Option<'T> =
| None
| Some of 'T
with
interface IStructuralEquatable
interface IComparable
interface IComparable
interface IStructuralComparable
static member Some : 'T -> 'T option
member this.IsNone : bool
member this.IsSome : bool
static member None : 'T option
member this.Value : 'T
end
解説
この型の値を作成するにはコンストラクター Some および None を使用します。この型の値を操作したり、値に対してパターン一致を直接実行したりするには、Option モジュールの値を使用します。None 値は、他の .NET Framework 言語からは null 値として見えます。null を値表現として使用するため、この型のインスタンス メソッドは、他の .NET Framework 言語からは静的メソッドのように見えます。
オプションの概要については、「オプション (F#)」を参照してください。
この型は、コンパイルされたアセンブリでは FSharpOption という名前です。F# 以外の言語、またはリフレクションを使用してこの型にアクセスする場合は、この名前を使用します。
インスタンス メンバー
メンバー |
説明 |
---|---|
オプションが None 値の場合、true を返します。 |
|
オプションが Some 値の場合、true を返します。 |
|
Some オプションの値を取得します。オプションが None の場合、NullReferenceException が発生します。 |
静的メンバー
メンバー |
説明 |
---|---|
None 値であるオプション値を作成します。 |
|
Some 値であるオプション値を作成します。 |
共用体ケース
Case |
説明 |
---|---|
None |
値がないことを指定します。 |
Some of 'T |
値があるときに、その値を格納します。 |
プラットフォーム
Windows 8、Windows 7、Windows Server 2012 で Windows Server 2008 R2
バージョン情報
F# コア ライブラリのバージョン
サポート: ポータブル 2.0、4.0