Seq.distinctBy<'T,'Key> 関数 (F#)
指定されたキー生成関数によって返されるキーの汎用ハッシュと等価比較に従って、重複するエントリを含まないシーケンスを返します。要素がシーケンス内に複数回出現する場合、2 回目以降の要素は破棄されます。
名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Collections.Seq
アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll)
// Signature:
Seq.distinctBy : ('T -> 'Key) -> seq<'T> -> seq<'T> (requires equality)
// Usage:
Seq.distinctBy projection source
パラメーター
projection
型: 'T -> 'Keyシーケンスの項目を比較可能なキーに変換する関数。
source
型: seq<'T>入力シーケンス。
例外
例外 |
状態 |
---|---|
入力シーケンスが null の場合にスローされます。 |
戻り値
結果のシーケンス。
解説
この関数は、コンパイルされたアセンブリでは DistinctBy という名前です。F# 以外の言語から、またはリフレクションを使用してこの関数にアクセスする場合は、この名前を使用します。
使用例
Seq.distinctBy を使用して、シーケンス内の要素のうち、絶対値が重複しない要素のみを保持する例を次に示します。特定の結果について最初の要素が新しいシーケンスに保持されるため、-5 ~ +10 のシーケンスでは、正数 1 ~ 5 は削除されます。
let inputSequence = { -5 .. 10 }
let printSeq seq1 = Seq.iter (printf "%A ") seq1; printfn ""
printfn "Original sequence: "
printSeq inputSequence
printfn "\nSequence with distinct absolute values: "
let seqDistinctAbsoluteValue = Seq.distinctBy (fun elem -> abs elem) inputSequence
seqDistinctAbsoluteValue |> printSeq
プラットフォーム
Windows 8、Windows 7、Windows Server 2012 で Windows Server 2008 R2
バージョン情報
F# コア ライブラリのバージョン
サポート: ポータブル 2.0、4.0