Seq.countBy<'T,'Key> 関数 (F#)
シーケンスの各要素にキー生成関数を適用し、一意キーとなるシーケンスと、元のシーケンスでのそれぞれの出現回数を返します。
名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Collections.Seq
アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll 内)
// Signature:
Seq.countBy : ('T -> 'Key) -> seq<'T> -> seq<'Key * int> (requires equality)
// Usage:
Seq.countBy projection source
パラメーター
projection
型: 'T -> 'Key入力シーケンスの各項目を、他の項目と比較するキーに変換する関数。
source
型: seq<'T>入力シーケンス。
例外
例外 |
状態 |
---|---|
入力シーケンスが null の場合にスローされます。 |
戻り値
一意キーのシーケンスと元のシーケンスでのそれぞれの出現回数
解説
この関数は、最初のシーケンスが反復処理されるとすぐに、そのシーケンス全体を走査するシーケンスを返します。そのため、この関数は大きいシーケンスまたは無限のシーケンスでは使用しないでください。この関数には、元のシーケンスの順序に関する想定はありません。
この関数は、コンパイルされたアセンブリでは CountBy という名前です。F# 以外の言語から、またはリフレクションを使用してこの関数にアクセスする場合は、この名前を使用します。
使用例
Seq.countBy を使用して、シーケンス内の偶数または奇数の要素の数を判断する例を次に示します。
let mySeq1 = seq { 1.. 100 }
let printSeq seq1 = Seq.iter (printf "%A ") seq1; printfn ""
let seqResult = Seq.countBy (fun elem ->
if (elem % 2 = 0) then 0 else 1) mySeq1
printSeq seqResult
プラットフォーム
Windows 8、Windows 7、Windows Server 2012 で Windows Server 2008 R2
バージョン情報
F# コア ライブラリのバージョン
サポート: ポータブル 2.0、4.0