アプリケーション層のみの構成ウィザードを使用した Team Foundation Server の構成
Team Foundation Server の既存の配置にアプリケーション層を追加するには、ウィザードが使用できます。
Team Foundation Server の配置では、サービス アカウント (TFSSERVICE) にドメイン アカウントを使用する必要があります。最初に TFSSERVICE のビルトイン アカウントを使用した場合は、ドメイン アカウントに変更する必要があります。詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation Server のサービス アカウントまたはパスワードの変更」の「サービス アカウントとしての異なるアカウントの割り当て」を参照してください。
ヒント |
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[スタート] メニューから Team Foundation Server 構成ツールにアクセスするには、Team Foundation Server 管理コンソールを起動し、[アプリケーション層] を選択し、[インストール済みフィーチャーの構成] をクリックします。 |
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、サーバーの Administrators セキュリティ グループのメンバーである必要があります。
アプリケーション層のみのオプションを使用して Team Foundation Server を構成するには
[アプリケーション層のみの構成] をクリックし、[ウィザードの開始] をクリックします。
Team Foundation Server アプリケーション層のみの構成ウィザードが表示されます。
[ようこそ] 画面を読み、[次へ] をクリックします。
[SQL Server インスタンス] で、アプリケーション層サーバーを追加する TFS のインストール用の構成データベースをホストする SQL Server インスタンスを入力し、[利用可能なデータベースの一覧表示] を選択します。
If your configuration database is part of an AlwaysOn Availability Group, select This instance is a SQL AwlaysOn Availability Group.
ウィザードで、SQL Server のそのインスタンス上にあるすべてのデータベースが一覧表示されます。
データベースを選択し、[次へ] をクリックします。
このサーバーのアプリケーション層設定がウィザードに表示されます。
一覧で、使用するアカウントを選択します。サービス アカウントのパスワードを入力します。必要に応じて、ユーザー アカウントとパスワードの組み合わせをテストする場合は [テスト] をクリックします。
[!メモ]
指定したサービス アカウントが SharePoint のサーバー管理サイトのファーム管理者グループに追加されていることを確認してください。詳細については、「Farm Administrators グループへの Team Foundation Server のサービス アカウントの追加」を参照してください。
[認証方法] で、NTLM 認証を使用する場合は [NTLM] を選択します。より安全なオプションである Kerberos 認証を最初に試行する場合は、[ネゴシエート (Kerberos)] を選択します。失敗した場合は、NTLM 認証を使用します。[次へ] をクリックします。
既定値は NTLM です。
[レビュー] ページで設定を確認し、[次へ] をクリックします。
ウィザードによって構成が検証されます。
[構成] をクリックします。
ウィザードによって構成設定が適用されます。
[次へ] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
Team Foundation Server 管理コンソールが表示されます。
ヒント |
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クラスター内のアプリケーション層サーバーのいずれかで実行しているクライアントから NLB クラスターに接続する場合は、サーバーの名前として負荷分散機能の DNS (Domain Name System) の名前ではなく、ローカルホストを使用して接続する必要があります。既定では、クラスターの名前としてローカルホストを使用しない限り、インターネット インフォメーション サービス (IIS) によって、クラスター内の任意のサーバーから NLB クラスターへの接続が阻止されます。 |