LightSwitch の開発環境
LightSwitch アプリケーションを作成するには、Visual Studio LightSwitch IDE (統合開発環境) を使用します。Visual Studio を使い慣れている場合、IDE の一部を除いて他の部分はなじみがないかもしれません。ここでは、LightSwitch IDE の概要を説明します。
開発環境について理解する
IDE の主要部分は、さまざまな開発タスクに対応するデザイナーまたはウィンドウによって構成されます。タスクを切り替えるたびに表示/非表示となります。メイン ウィンドウの右側に表示されるツール ウィンドウを使用して、デザイナー間の移動、デザイナーのプロパティの設定などを行うことができます。以下は、使用頻度の高いデザイナーとウィンドウです。
LightSwitch デザイナー
LightSwitch デザイナーは、プロジェクトを作成するときに表示されます。既存のデータベースに接続するために使用するリンク、またはアプリケーション データベースに新しいテーブルを作成するために使用リンクが含まれています。
ソリューション エクスプローラー
ソリューション エクスプローラーには、プロジェクトのすべてのアイテムの一覧が含まれています。デザイナーのウィンドウ間を移動するために使用され、データ項目、画面、およびアプリケーションのプロパティに対応するセクションに分かれています。既定では、ソリューション エクスプローラーは常に表示されます。
データ デザイナー
データ デザイナーは、テーブル デザイナーとしても知られており、アプリケーションのデータを処理する場所です。データ デザイナーは、ソリューション エクスプローラーでデータ ソース ノードをダブルクリックして開くことができます。
画面デザイナー
画面デザイナーは、アプリケーションのユーザー インターフェイスを作成する場所です。画面デザイナーは、ソリューション エクスプローラーで画面ノードをダブルクリックして開くことができます。
クエリ デザイナー
クエリ デザイナーは、アプリケーション データのフィルターと並べ替えを行うためのクエリを作成する場所です。クエリは、新しい画面の基礎として、または既存の画面の内容を変更するために使用できます。クエリ デザイナーは、ソリューション エクスプローラーでデータ ソース ノードが選択されている場合に [プロジェクト] メニューから開けます。
[プロパティ] ウィンドウ
[プロパティ] ウィンドウは、アクティブなデザイナーにあるアイテムのプロパティを設定する場所です。使用できるプロパティは、現在のコンテキストによって異なります。既定では、[プロパティ] ウィンドウは常に表示されます。
コード エディター
コード エディターは、アプリケーションのコードを記述する場所です。ユーザー コードを含むアプリケーション内の各項目について、個別のコード エディター インスタンスが開かれます。デザイナー ウィンドウとは異なり、これらのウィンドウはそれを閉じるまで開いたままになります。コード エディターは、ソリューション エクスプローラーの画面またはエンティティが選択されている場合は、[プロジェクト] メニューから開けます。多くのデザイナーから開くこともできます。
アプリケーション デザイナー
アプリケーション デザイナーは、アプリケーションの動作と外観を定義する設定とプロパティを管理する場所です。[全般プロパティ]、[拡張]、[画面ナビゲーション]、[アクセス制御]、および [アプリケーション タイプ] のためのタブが含まれます。アプリケーション デザイナーは、ソリューション エクスプローラーの [プロパティ] ノードから開けます。
関連トピック
タイトル |
説明 |
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LightSwitch の多くの機能を取り上げているレッスンを提供します。 |
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コード エディターとコード作成の概要を提供します。 |
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アプリケーションのデバッグに関連する各種の IDE 要素の概要を提供します。 |