次の方法で共有


WorksheetBase.Paste メソッド

クリップボードの内容をワークシートに貼り付けます。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
Public Sub Paste ( _
    destination As Object, _
    link As Object _
)
public void Paste(
    Object destination,
    Object link
)

パラメーター

  • destination
    型 : System.Object
    クリップボードの内容を貼り付ける場所を指定する Range オブジェクトです。この引数を省略した場合は、現在の選択内容が使用されます。この引数は、クリップボードの内容を特定の範囲に貼り付けることができる場合のみ指定できます。この引数を指定する場合は、Link 引数を使用できません。
  • link
    型 : System.Object
    貼り付けられたデータの元のデータへのリンクを確立する場合は true です。この引数を指定する場合は、Destination 引数を使用できません。既定値 false です。

解説

Destination 引数を指定しなかった場合、このメソッドを使用する前に貼り付け先の範囲を選択する必要があります。

このメソッドは、クリップボードの内容によって、シートの選択内容を変更する可能性があります。

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

次のコード例では、"Paste Example" というテキストをクリップボードにコピーし、Paste メソッドを使用してクリップボードの内容をセル A1 に貼り付けます。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

Private Sub PasteText()
    Clipboard.SetText("Paste Example")
    Me.Paste(Me.Range("A1"), False)
End Sub
private void PasteText()
{
    Clipboard.SetText("Paste Example");
    this.Paste(this.Range["A1"], false);
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

WorksheetBase クラス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間