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CAtlTransactionManager::CreateFile

トランザクション操作として、ファイル、ファイル ストリーム、またはディレクトリを作成するか、開きます。

inline HANDLE CAtlTransactionManager::CreateFile(
   LPCTSTR lpFileName,
   DWORD dwDesiredAccess,
   DWORD dwShareMode,
   LPSECURITY_ATTRIBUTES lpSecurityAttributes,
   DWORD dwCreationDisposition,
   DWORD dwFlagsAndAttributes,
   HANDLE hTemplateFile
);

パラメーター

  • lpFileName
    作成する、または開くオブジェクトの名前。

  • dwDesiredAccess
    オブジェクトへのアクセス。読み取り、書き込み、読み書き両方、実行なし (ゼロ) のいずれかに該当します。最もよく使用される値は、GENERIC_READ、GENERIC_WRITE、またはその両方を含む GENERIC_READ | GENERIC_WRITE です。

  • dwShareMode
    オブジェクトの共有モード。読み取り、書き込み、読み書き、削除、これらすべて、実行なし (0、FILE_SHARE_DELETE、FILE_SHARE_READ、FILE_SHARE_WRITE) のいずれかになります。

  • lpSecurityAttributes
    オプションのセキュリティ記述子を含み、返されたハンドルを子プロセスが継承するかどうかを決定する、SECURITY_ATTRIBUTES 構造体へのポインター。このパラメーターは、NULL の場合もあります。

  • dwCreationDisposition
    存在する、または存在しないファイルで実行するアクション。このパラメーターは、CREATE_ALWAYS、CREATE_NEW、OPEN_ALWAYS、OPEN_EXISTING、または TRUNCATE_EXISTING のいずれか (組み合わせは不可) です。

  • dwFlagsAndAttributes
    ファイル属性とフラグ。このパラメーターには、利用可能なファイル属性 (FILE_ATTRIBUTE_*) の任意の組み合わせを含むことができます。FILE_ATTRIBUTE_NORMAL は、他のすべてのファイル属性によってオーバーライドされます。このパラメーターには、バッファリングの動作制御やアクセス モードなど、特殊な目的のフラグのために、フラグの組み合わせ (FILE_FLAG_*) も指定できます。これは、任意の FILE_ATTRIBUTE_* 値と組み合わせます。

  • hTemplateFile
    GENERIC_READ アクセス権を持つ、テンプレート ファイルの有効なハンドル。このテンプレート ファイルにより、作成するファイルのファイル属性および拡張属性を指定します。このパラメーターには、NULL を指定できます。

戻り値

オブジェクトへのアクセスに使用できるハンドルを返します。

解説

このラッパーは、CreateFileTransacted 関数を呼び出します。

必要条件

ヘッダー: atltransactionmanager.h

参照

関連項目

CAtlTransactionManager クラス