ページ (MFC クラス追加ウィザード)
ウィザードのこのページは、以下の基準を満たすクラスに対してだけ有効です。
MFC プロジェクトがドキュメント/ビュー アーキテクチャをサポートする。
新しいクラスの基本クラスが CFormView である。
MFC クラス ウィザードの [名前] セクションにある [ドキュメント テンプレート リソースの生成] チェック ボックスがオンになっている。
ウィザードには、フォーム ビューのデザイン、管理、およびローカライズのための以下の既定値が用意されています。ほとんどのドキュメント テンプレート文字列は表示され、フォームのユーザーによって使用されるため、プロジェクトの作成時に、MFC アプリケーション ウィザードの [アプリケーションの種類] ページで指定した [リソース言語] の言語にローカライズされます。
[!メモ]
このウィザードでは、CFormView の派生クラスで自動印刷がサポートされません。
詳細については、「ドキュメント テンプレートとドキュメント/ビューの作成手順」を参照してください。
[ローカライズされない文字列]
ユーザー ドキュメントを作成するアプリケーションが対象になります。ドキュメント型にファイル拡張子とファイル型 ID があると、ドキュメントを簡単に開いたり保存したりできます。これらのアイテムはユーザーではなくシステムで使用されるため、ローカライズされません。
[ファイルの拡張子]
このフォーム アプリケーションのドキュメント型に関連付けられるファイル拡張子を設定します。既定のファイル拡張子はクラス名によって決まります。たとえば、新しい MFC クラスの名前が CWidget の場合、既定の拡張子は .wid になります。ファイル拡張子は、ファイル フィルター、および [開く] ダイアログ ボックスと [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで使用されます。ファイル拡張子を変更すると、変更が [フィルター名] ボックスの内容に反映されます。
[!メモ]
既定のファイル拡張子を変更する場合、ピリオドは付けないでください。
[ファイルの種類の ID]
ドキュメントの種類のラベルをレジストリに設定します。
[ローカライズされる文字列]
アプリケーションのユーザーが読んだり使用したりするフォームやドキュメントに関連付けられた文字列を生成します。この文字列はローカライズされます。
[ドキュメントの種類の名前]
アプリケーションのドキュメントをグループ化できるドキュメントの種類を識別します。既定では、クラス名に基いた名前になります。たとえば、新しい MFC クラスの名前が CWidget の場合、既定のドキュメント型名は Widget になります。既定値を変更しても、このダイアログ ボックスのほかのオプションには影響ありません。[フィルター名]
ユーザーが特定のファイル型のファイルを検索するときに指定する名前を設定します。このオプションは、Windows 標準の [開く] ダイアログ ボックスおよび [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスの [ファイルの種類] で使用できます。既定の名前は、プロジェクト名の後に Files が付き、その後に [ファイルの拡張子] で指定した拡張子が付きます。たとえば、プロジェクト名が Widget で、ファイル拡張子が .wid の場合、既定の [フィルター名] は Widget Files (*.wid) になります。[ファイルの新しい短い名前]
プロジェクトに複数のドキュメント テンプレートがある場合に、Windows 標準の [新規] ダイアログ ボックスに表示される名前を設定します。アプリケーションがオートメーション サーバーの場合、この名前はオートメーション オブジェクトの短い形式の名前として使用されます。既定では、この名前はクラス名に基いた名前になります。[ファイルの種類の長い名前]
ファイル型名をレジストリに設定します。アプリケーションがオートメーション サーバーの場合、この名前はオートメーション オブジェクトの長い形式の名前として使用されます。既定の名前は、クラス名の後に Document が付きます。たとえば、クラス名が CWidget の場合、[ファイルの種類の長い名前] は Widget Document になります。[ドキュメントのクラス]
プロジェクトのドキュメント クラスを示します。既定では、MFC アプリケーション ウィザードの [生成されたクラス] ページに一覧表示されているメイン アプリケーションのドキュメント クラスです。プロジェクトにほかのドキュメント クラスを追加した場合は、一覧からほかのドキュメント クラスを選択できます。