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メニュー コマンドのプロパティ

次の表は、メニュー コマンドを選択したときに [プロパティ] ウィンドウに表示されるメニュー プロパティに従って編成されています。一覧はアルファベット順になっていますが、[プロパティ] ウィンドウではプロパティをカテゴリ別に表示することもできます。

プロパティ

Description

Break

次のいずれかの値を指定します。

  • [なし] (既定値) : 区切りはありません。

  • [Column] : 静的なメニューの場合は、この値を選択するとメニュー コマンドが新しい行に置かれます。ショートカット メニューの場合は、この値を選択すると、列の区切りがない新しい列にメニュー コマンドが置かれます。このプロパティを設定した場合に影響を受けるのは、メニュー エディター内のメニューの外観ではなく、実行時のメニューの外観だけです。

  • [Bar] : [Column] と同じですが、ショートカット メニューの場合は、この値を選択すると新しい列と古い列が縦線で区切られます。このプロパティを設定した場合に影響を受けるのは、メニュー エディター内のメニューの外観ではなく、実行時のメニューの外観だけです。

[キャプション]

メニュー コマンドのラベルとなるテキスト (メニュー名)。メニュー コマンドのキャプションのうちの 1 文字をニーモニック キーにするには、その文字の前にアンパサンド (&) を付けます。

オン

[True] を選択すると、メニュー コマンドが既定でオンになります。ブール型です。既定値は False です。

Enabled

[False] を選択すると、メニュー項目が無効になります。

[Grayed]

[True] を選択すると、メニュー コマンドが既定で淡色表示され、無効になります。ブール型です。既定値は False です。

Help

メニュー項目が右寄せになります。たとえば、どの Windows アプリケーションでも、[ヘルプ] メニュー コマンドは常に右端に表示されます。このプロパティを設定したメニュー項目は、メニューの最後の右端に表示されます。このプロパティはトップレベルの項目に適用されます。既定値は False です。

ID

ヘッダー ファイルに定義されているシンボル。値は、シンボル、整数、または二重引用符で囲まれた文字列です。[プロパティ] ウィンドウに選択用のドロップダウン リストが用意されていなくても、すべてのエディターで利用可能なシンボルを使用できます。

[Popup]

[True] を選択すると、メニュー コマンドがショートカット メニューになります。ブール型です。既定値は、メニュー バーのトップレベル メニューの場合は [True]、それ以外の場合は [False] です。

[確認]

このメニュー コマンドを強調表示したときに、ステータス バーに表示されるテキスト。このテキストは、メニュー コマンドと同じ識別子を持つストリング テーブルに置かれます。このプロパティはどの種類のプロジェクトにも使用できますが、実行時の機能は MFC 固有です。

[Right Justify]

実行時にメニュー コマンドがメニュー バーで右寄せになります。ブール型です。既定値は False です。

[Right Order]

ヘブライ語やアラビア語などの右から左に読む言語にインターフェイスがローカライズされている場合、メニュー コマンドを右から左に表示できます。

[Separator]

[True] を選択すると、メニュー コマンドが区切り記号になります。ブール型です。既定値は False です。

マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「Walkthrough: Using Resources for Localization with ASP.NET」を参照してください。

要件

Win32

参照

関連項目

メニュー エディター

メニュー