バグ (優先度順) Excel レポート

[アーティクル]
04/10/2013

Office Excel のバグ (優先度順) レポートでは、アクティブなバグの配分が優先度別にグループ化されて表示されます。このレポートにアクセスする方法については、「Excel レポート (アジャイル)」を参照してください。

[!メモ]

バグ (優先度順) レポートは、バグのダッシュボードから表示できます。このダッシュボードにアクセスできるのは、チームプロジェクトポータルが有効化され、Microsoft Office SharePoint Server 2007 を使用するようにプロビジョニングされている場合だけです。詳細については、「チームプロジェクトポータルまたはプロセスガイダンスへのアクセス」を参照してください。

このトピックの内容	関連トピック
レポートのデータレポートのカスタマイズ	バグのダッシュボードバグの状態レポート

レポートのデータ

バグ (優先度順) レポートを使用すると、アクティブなバグの配分を優先度別に把握できます。次の図に示すように、このレポートはバグとしてキャプチャされた過去 4 週間以内のデータを示すピボットグラフレポートに基づいています。このデータは、データウェアハウス内に格納されます。

バグ (優先度順) グラフ

バグ (優先度順) レポートを確認することで、バグの全体的な配分を優先度別に特定できます。具体的には、次の質問に対する答えを見つけられます。

優先度 1、2、および 3 のアクティブなバグはいくつあるか。
チームは、優先度 2 および 3 のバグよりも先に優先度 1 のバグを解決しているか。

バグの追跡に必要なアクティビティ

正確で効果的なバグ (優先度順) レポートが生成されるようにするためには、チームは次のアクティビティを実行する必要があります。

バグを定義し、バグのイテレーション パスと領域パスを指定します。

[!メモ]

領域パスとイテレーションパスの定義方法については、「区分およびイテレーションの作成および修正」を参照してください。
各バグの優先度を指定します。
チームがバグを修正、検証、および終了したところで、バグの状態を更新します。

レポートのカスタマイズ

バグ (優先度順) レポートは、Office Excel で開いて、ピボットテーブルレポートのフィルターオプションまたは列フィールドリストを変更することでカスタマイズできます。このレポートは、次の表に示すようなその他のビューをサポートするようにカスタマイズできます。

ビュー	アクション
イテレーションのバグの配分	Iteration のフィルターを変更します (既定 = すべて)。
製品区分のバグの配分	Area のフィルターを変更します (既定 = すべて)。
重要度別のバグの配分	列の [ピボットテーブルのフィールドリスト] で、Priority を別の Severity に置き換えます。
過去 6 週間、8 週間、またはそれ以上の期間内のバグの配分	列の [ピボットテーブルのフィールドリスト] で、@@Last 4 weeks@@ を別の Set に置き換えます。
解決または終了したバグの配分	State のフィルターを解決済みまたは終了に変更します (既定 = アクティブ)