TFS のアップグレード要件
ここに示されている必要条件を確認し、サーバーのアップグレード パスを選択します。次に示す以前のリリースのいずれからもアップグレードができます。
Team Foundation Server 2012 の RTM 版、開発者プレビュー版、ベータ版、または RC 版
Team Foundation Server 2010 (Service Pack 1 適用済みまたは適用なし)
Team Foundation Server 2008 (Service Pack 1 適用済み)
ヒント |
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TFS 2012 の更新版にアップグレードするときに使用するガイダンスは、TFS の旧バージョンからアップグレードするときと同じものです。TFS 2012 RTM から更新版にアップグレードすることも、以前のバージョンの TFS から更新版にアップグレードすることもできます。 |
新しい必要条件
SQL Server: アップグレードを開始する前に、SQL Server をアップグレードし、新しい Team Foundation Server の要件を満たすことが必要になる場合があります。SQL Server 2008 はサポート対象から除外されました。SQL Server 2008 R2 および SQL Server 2012 はサポートされています。詳細については、「Team Foundation Server 用の SQL Server の要件」を参照してください。
ヒント |
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If you’re using SQL Server 2008, R2 Enterprise Edition you need to update to cumulative update package 1 for SQL Server 2008 R2 Service Pack 1 (or a later version) to address a SQL Server issue with table compression.If you’re using SQL Server 2008 R2 Standard edition or SQL Server 2012, you don’t have to update SQL Server. |
SharePoint 製品: ポータル サーバーを使用している場合、アップグレードせずにそのまま継続して使用できます。Windows SharePoint Services 3.0、Microsoft Office SharePoint Server 2007、Microsoft SharePoint Foundation、または Microsoft SharePoint Server 2010 などのこれまでサポートされていた SharePoint 製品のバージョンはすべて、サポートされています。詳細については、「Team Foundation Server 用の SharePoint 製品の要件」を参照してください。
アップグレード中のレポート機能または SharePoint の省略について
レポート機能または SharePoint を使用する必要がない場合にのみ、これらの機能を追加せずに配置を簡素化してください。それ以外の場合は、アップグレード中にこれらの 2 つの機能を保持します。構成のアップグレード時に、アップグレードされたプロジェクトがポータルおよびレポート機能に自動的にリンクされます。アップグレード後にポータルまたはレポート機能を追加する場合、アップグレードされたすべてのプロジェクトとポータルの間にリンクを作成するのは容易ではありません。
ヒント |
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Team Foundation Server は、アップグレード時の言語の変更をサポートしていません。アップグレード時には、オペレーティング システムと Team Foundation Server のロケールを維持する必要があります。詳細については、「Team Foundation Server の言語要件」を参照してください。 |
次の手順: サーバーのアップグレード パスを選択する
TFS 2010 Basic を使用しているかどうかに応じて、手順は変わります。また、同じハードウェアを使用するか (標準的なアップグレード)、新しいコンピューターに移行するか (高度なアップグレード) によっても手順が変わります。以下のパスからいずれか 1 つを選択してください。
Upgrade TFS Basic or Express (基本的なアップグレード)
使用中のハードウェアと同じもの TFS アプリケーション層で今すぐ使用する (標準的なアップグレード)
使用中のハードウェアとは異なるものを TFS アプリケーション層で今すぐ使用する (高度なアップグレード)
ヒント |
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Kindle、iPad、Nook などの電子書籍端末に対応する資料を入手するには、『Upgrade Team Foundation Server 2012: the ultimate upgrade guide (Team Foundation Server をアップグレードする: 究極アップグレード ガイド)』をダウンロードしてください。これはこのガイドの内容を基に作成されており、PDF、RTF、TXT など、広く利用されているさまざまなファイル形式のものが用意されています (Smashwords)。 |
頻度の低いアップグレード タスク
Team Foundation Server の評価版を使用していない場合、Team Foundation Server ファームを使用していない場合、チーム内で Project Server を使用していない場合には、このセクションを省略してかまいません。
Team Foundation Server の評価版からのアップグレード
Team Foundation Server の評価版を使用しており、評価期間が終了したか、製品版にアップグレードする場合には、評価版から製品版にアップグレードするためにプロダクト キーの情報を変更する必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のプロダクト キーの検索または変更」を参照してください。
Team Foundation Server ファームのアップグレード
アップグレードする Team Foundation Server の配置がスケールアウトされている場合には、各アプリケーション層から古いバージョンの Team Foundation Server をアンインストールする必要があります。以前のバージョンのものをすべてアンインストールしたら、アプリケーション層のいずれかに TFS 2012 をインストールして、スタンドアロン配置の場合と同様にアップグレードを実行します。目的のファームでアプリケーション層を選択します。これは重要ではありません。アップグレードが完了したら、アプリケーション層の追加ウィザードを使用して残りのアプリケーション層に Team Foundation Server 2012 をインストールします。これによって、ファームが再構成され、ファームのアップグレードが完了します。詳細については、「方法: Team Foundation Server ファームを作成する (高可用性)」を参照してください。
Project Server 用の TFS 拡張機能のアップグレード
Project Server と TFS 配置を統合し、TFS をアップグレードする場合、チーム プロジェクトの作業がこれまでと同様に継続する必要がありますが、Project Server 用の新しい TFS 拡張機能をインストールするまで、新しい機能にアクセスできません。Project Server から古い拡張機能をアンインストールし、これまで古い拡張機能がインストールされていたすべてのサーバーに拡張機能の最新バージョンをインストールする必要があります。Project Server 用に使用する拡張機能のバージョンは、実行している Team Foundation Server のバージョンと常に一致する必要があります。詳細については、「方法: Project Server を Team Foundation Server に追加する」を参照してください。