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診断トレース データへの再現が困難なバグの組み込み

テストの実行時に特定の診断トレース情報を収集することで、再現が難しいバグを特定できます。この情報を使用すると、IntelliTrace を使用して、アプリケーション内で実際に何が起こってバグが発生したかをトレースできます。

[!メモ]

IntelliTrace は、マネージ コードで記述されたアプリケーションでのみ使用できます。

IntelliTrace 情報を収集することにより、アプリケーションのコードのエラーを再現して診断するのに要する時間を短縮できます。テスト ステップが失敗してバグが登録されると、拡張子が .iTrace の IntelliTrace ファイルがそのバグに自動的にリンクされ、テスト結果と共に利用できるようになります。他のユーザーは、この IntelliTrace ファイルを使用することにより、バグを直接再現する必要なしに、バグが登録されたローカル テスト セッションを自分のコンピューターで複製できます。これにより、シナリオをデバッグする目的で問題を再現する必要がなくなるため、バグが再現不可能とされる可能性が減ります。詳細については、「IntelliTrace での履歴のレビューによるコードのデバッグの高速化」を参照してください。

バグにアタッチされた IntelliTrace データを使用した再現不可能なバグの特定

バグにアタッチされた診断トレース データ

主なタスク

タスク

関連するトピック

診断トレース データを収集するようにテストの設定を構成する: テスト計画に適用されるテストの設定を構成できます。テスト計画には、ユーザーが指定したテスト、および収集する IntelliTrace 情報が含まれます。

診断トレース データをアタッチしてバグを送信する: テストの設定を使用して IntelliTrace を有効にした場合は、他のチーム メンバーが問題のデバッグに使用できるように、テスト中にバグを作成して IntelliTrace ファイルに含めることができます。

参照

概念

Microsoft テスト マネージャーでのバグの送信