リソースの詳細ビュー - プロファイラー競合データ
リソースの詳細ビューには、選択したリソースに対する競合によって発生したブロック イベントがタイムライン グラフで表示されます。ブロック イベントは、リソースに対するアクセスを別のスレッドがロックしているために、スレッドが実行を中断されたときに発生します。
このビューには、各スレッドの実行タイムラインが横軸で、スレッドのタイムライン上に各ブロック イベントが縦棒で示されます。必要に応じて、タイムラインの特定のセクションを拡大して、個別のイベントを表示することもできます。イベントに到達するまでの関数の実行パス (呼び出し履歴) を表示するには、そのイベントの棒をクリックします。関数が [呼び出し履歴] ウィンドウに表示されます。関数のソース コードが使用可能な場合は、関数名をクリックして、Visual Studio のインターフェイスでソース ファイルを編集できます。
手順
タイムライン セグメントを拡大するには
タイムラインの領域上にマウス ポインターをドラッグします。
マウス ボタンを離すと、選択した時間セグメントが拡大されます。このプロセスを繰り返して、セグメントをさらに拡大できます。時間スクロール バーのスクロール ボックスには、ビューに表示されている時間セグメントの相対サイズが表示されます。
タイムラインを縮小するには
次のいずれかの操作を実行します。
前のズーム レベルに戻るには、[縮小] をクリックします。
タイムライン全体をビューに表示するには、[ズームのリセット] をクリックします。
イベントの呼び出し履歴を表示するには
- タイムライン グラフで、イベントの棒をクリックします。
呼び出し履歴内の関数のソース コードを表示または編集するには
- [呼び出し履歴] ウィンドウで関数名をクリックします。
関数のソース コードは、現在のプロジェクトに含まれている必要があります。
リソースの競合イベントのコール ツリーを表示するには
タイムライン グラフで、[合計] をクリックします。
リソースの競合ビューが表示されます。詳細については、「リソースの競合ビュー - プロファイラー競合データ」を参照してください。
スレッドの競合イベントをすべて表示するには
タイムライン グラフで、スレッドの名前または ID をクリックします。
選択したスレッドのスレッド詳細ビューが表示されます。詳細については、「スレッドの詳細ビュー - プロファイラー競合データ」を参照してください。