CTaskDialog::ShowDialog
CTaskDialog を作成して表示します。
static INT_PTR ShowDialog(
const CString& strContent,
const CString& strMainInstruction,
const CString& strTitle,
int nIDCommandControlsFirst,
int nIDCommandControlsLast,
int nCommonButtons = TDCBF_YES_BUTTON | TDCBF_NO_BUTTON,
int nTaskDialogOptions = TDF_ENABLE_HYPERLINKS | TDF_USE_COMMAND_LINKS,
const CString& strFooter = _T("")
);
パラメーター
[入力] strContent
CTaskDialog の内容に使用する文字列。[入力] strMainInstruction
CTaskDialog のメインの命令。[入力] strTitle
CTaskDialog のタイトル。[入力] nIDCommandControlsFirst
最初のコマンドの文字列 ID。[入力] nIDCommandControlsLast
最後のコマンドの文字列 ID。[入力] nCommonButtons
CTaskDialog に追加するボタンのマスク。[入力] nTaskDialogOptions
CTaskDialog に使用するオプションのセット。[入力] strFooter
フッターとして使用する文字列。
戻り値
ユーザーの選択内容に対応する整数。
解説
この静的メソッドを使用すると、コード内で CTaskDialog オブジェクトを明示的に作成することなく、CTaskDialog クラスのインスタンスを作成できます。CTaskDialog オブジェクトがないため、このメソッドを使用して CTaskDialog をユーザーに表示する場合は、CTaskDialog の他のメソッドを呼び出すことはできません。
このメソッドは、アプリケーションのリソース ファイルからのデータを使用して、コマンド ボタン コントロールを作成します。リソース ファイル内のストリング テーブルには、いくつかの文字列が含まれ、それぞれ文字列 ID が関連付けられています。このメソッドにより、nIDCommandControlsFirst から nCommandControlsLast までの範囲で、ストリング テーブル内の有効なエントリそれぞれに対応するコマンド ボタン コントロールを追加します。これらのコマンド ボタン コントロールでは、ストリング テーブル内の文字列がコントロールのキャプションになり、文字列 ID がコントロールの ID になります。
有効なオプションの一覧については、「CTaskDialog::SetOptions」を参照してください
ユーザーがコモン ボタンを選択するか、コマンド リンク コントロールを選択するか、CTaskDialog を閉じたとき、CTaskDialog が閉じます。戻り値は、ユーザーがダイアログ ボックスを閉じた方法を示す識別子です。
使用例
// TODO: Replace the string below with the actual message to the user
CString message("Important information to the user");
// TODO: Replace the string below with the title of this project
CString title("Project Title");
CString emptyString;
if (CTaskDialog::IsSupported())
{
CTaskDialog::ShowDialog(message, emptyString, title, 0, 0,
TDCBF_OK_BUTTON);
}
else
{
AfxMessageBox(message);
}
必要条件
ヘッダー: afxtaskdialog.h
参照
処理手順
チュートリアル: アプリケーションへの CTaskDialog の追加