方法: カスタム診断データ アダプターをインストールする
カスタム診断データ アダプターを作成した場合、または使用するカスタム診断データ アダプターを提供された場合は、診断データ アダプターのアセンブリ ファイルをローカル コンピューターの適切なディレクトリにコピーすることにより、診断データ アダプターのアセンブリをインストールできます。
環境に含まれているロールでカスタム診断データ アダプターを使用する場合は、そのロールで使用できるテスト エージェントが実行されるすべてのコンピューターにその診断データ アダプターをインストールする必要があります。
次の手順に従って、カスタム診断アダプターを適切な場所にインストールします。診断データ アダプターをインストールするコンピューターの管理アクセス許可が必要です。
カスタム診断データ アダプターのインストール
カスタム診断データ アダプターをインストールするには
クライアント コンピューターまたはエージェント コンピューターでテストを実行するときに診断データ アダプターを使用するには、すべてのファイルをビルド ディレクトリからターゲット コンピューターにコピーします。コピー先は、インストール パスに基づく以下のディレクトリです。
Program Files\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\IDE\PrivateAssemblies\DataCollectors
コピーするファイルは次のとおりです。
診断データ アダプターのアセンブリ (.dll) (必須)。
アダプターのデバッグ データ ファイル (.pdb) (省略可能)。
既定の構成設定がある場合は、アダプターの構成ファイル (<diagnostic data adapter name>.dll.config) (省略可能)。
アダプターの構成設定を編集するために作成した場合は、構成エディターのアセンブリ (省略可能)。これはクライアント コンピューターの場合のみです。エージェント コンピューターではエディターを使用しません。
[!メモ]
診断データ アダプターと構成エディターを同じプロジェクトで作成し、同じアセンブリに組み込むこともできますが、個別のプロジェクトを使用して、個別のアセンブリを作成することもできます。
テストの実行時に環境を使用するようにテストの設定を構成する方法の詳細については、「Microsoft テスト マネージャーでのテスト設定の指定」または「Microsoft テスト マネージャーを使用した自動システム テストのテスト設定の作成」を参照してください。
テストの診断データ アダプターを選択するには、最初に既存のテストの設定を選択するか、または Microsoft Test Manager または Visual Studio から新しいを作成し、選択したテストの設定の データと診断 のタブの診断データ アダプターを選択します。
診断データ アダプターの構成エディターを作成し、インストールしている場合、テストの設定に合わせて診断データ アダプターを構成し、 構成 をアダプターの横のをクリックして、変更のため。次 保存しますかを選択します。診断データ コレクターの構成エディターを作成する方法の詳細については、「方法: 診断データ アダプター用のデータのカスタム エディターを作成する」を参照してください。
Microsoft Test Manager からテストを実行する場合は、テストを実行する前にこれらのテストの設定をテスト計画に割り当てるか、[オプションを指定して実行] を使用して、テストの設定の割り当ておよびオーバーライドを行います。テストの設定の詳細については、「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」を参照してください。
Visual Studio からテストを実行すると、アクティブになるようにこれらのテストの設定を構成します。テストの設定の詳細については、「コンピューターの設定およびテストの設定を使用した診断情報の収集」を参照してください。
選択した診断データ アダプターを指定したテストの設定を使用して、テストを実行します。
参照
処理手順
概念
方法: 診断データ アダプター用のデータのカスタム エディターを作成する
診断データ アダプターを作成してカスタム データを収集する、またはテスト コンピューターに影響を与える