WinCounter
WinCounter オプションは、プロファイル実行中に一定間隔で収集する Windows またはアプリケーションのパフォーマンス カウンターを指定します。Windows とアプリケーションのパフォーマンス カウンターは、プロファイル データ ファイルにマークとして一覧表示されます。別個のオプションで収集する複数のパフォーマンス カウンターを指定できます。
既定では、カウンターは 500 ミリ秒ごとに収集されます。別の収集間隔を指定するには、AutoMark オプションを使用します。
AutoMark オプションは 1 つしか使用できません。複数の AutoMark オプションを指定した場合は、最後のオプションが使用されます。
WinCounter オプションと共に使用できるオプションは Start オプションのみです。
VSPerfCmd.exe /Start:Method /Wincounter:Path [/WinCounter:Path] [AutoMark:Milliseconds] [Options]
パラメーター
- Path
PDH カウンター パス形式の Windows パフォーマンス カウンター。
必須のオプション
WinCounter オプションと共に使用できるオプションは Start オプションのみです。
- **Start:**Method
Start オプションは、指定したプロファイル方法にプロファイラーを初期化します。
排他的オプション
AutoMark オプションと共に使用できるオプションは WinCounter オプションのみです。
- **AutoMark:**Milliseconds
Windows パフォーマンス カウンター データ収集の間隔をミリ秒単位で指定します。
使用例
次の例では、1000 ミリ秒間隔で収集される 2 つの Windows パフォーマンス カウンターが指定されています。
VSPerfCmd.exe /Start:Sample /Output:TestApp.exe.vsp /WinCounter:"\Processor(0)\% Processor Time" /WinCounter:"\System\Context Switches/sec" /AutoMark:1000
参照
関連項目
概念
スタンドアロン アプリケーションのコマンド ラインによるプロファイリング