次の方法で共有


Detach

VSPerfCmd.exe の Detach オプションを使用すると、指定したプロセス、またはすべてのプロセス (何も指定しない場合) からプロファイラーがデタッチされます。プロファイリング実行は、サンプリング メソッドを使用して初期化されている必要があります。

Launch オプションまたは Attach オプションを指定して開始されたプロファイリング実行は、Detach を使用して切り離すことができます。後で Attach コマンドを使用することにより、プロファイラーを再アタッチできます。

Detach は、プロファイル データ ファイルを閉じません。プロファイリング実行を終了し、データ ファイルを閉じるには、Shutdown オプションを使用します。

[!メモ]

Start オプションと共に Crosssession オプションが指定されている場合は、VSPerfCmd /Attach または VSPerfCmd /Detach への呼び出しでも Crosssession を指定する必要があります。

VSPerfCmd.exe /Detach[:PIDs|ProcessNames]

パラメーター

  • PIDs|ProcessNames
    PID - 1 つ以上のプロセスの数値のシステム ID。

    ProcessNames - プロセスの名前。この名前付きのプロセスの複数インスタンスが実行中の場合、結果は予測できません。

    複数のプロセスを指定するときは、コンマで区切ります。

    プロセスが指定されない場合、プロファイルされているすべてのプロセスからプロファイラーがデタッチされます。

有効なオプション

Attach オプションと組み合わせて 1 行のコマンド ラインで指定できる VSPerfCmd オプションを次に示します。

  • Crosssession
    ログオン セッション以外のセッションにおけるアプリケーションのプロファイリングを有効にします。Start オプションと共に Crosssession オプションが指定された場合は必須です。

使用例

この例では、Detach コマンドでプロファイリング実行が中断され、Shutdown コマンドでプロファイラー データ ファイルが閉じられます。

VSPerfCmd.exe /Start:Sample /Output:TestApp.exe.vsp
VSPerfCmd.exe /Launch:TestApp.exe
;REM Excercise the application
VSPerfCmd.exe /Detach
VSPerfCmd.exe /Shutdown

参照

関連項目

VSPerfCmd

概念

スタンドアロン アプリケーションのコマンド ラインによるプロファイリング

ASP.NET Web アプリケーションのコマンド ライン プロファイリング

サービスのコマンド ライン プロファイリング