GC (VSPerfCmd)
GC オプションを使用すると、.NET Framework のメモリの割り当てデータとオブジェクトの有効期間データを収集できます。GC オプションは、サンプリング プロファイル方法でのみ使用でき、一緒に使用できるオプションは Launch オプションのみです。
GC オプションを使用する場合、VSPerfClrEnv /sampleon コマンドは必要ありません。
パラメーターを指定しない場合、または Allocation パラメーターが指定されている場合は、.NET Framework のメモリの割り当てデータだけが収集されます。Lifetime パラメーターが指定されている場合は、.NET Framework のメモリの割り当てデータと .NET Framework のオブジェクトの有効期間データの両方が収集されます。
VSPerfCmd.exe /Launch:AppName /GC[:{Allocation|Lifetime}] [Options]
パラメーター
Allocation
既定値です。.NET Framework のメモリの割り当てデータを収集します。Lifetime
.NET Framework のメモリの割り当てデータと .NET Framework のオブジェクトの有効期間データの両方を収集します。
必須のオプション
GC オプションと共に使用できるオプションは Launch オプションのみです。
- **Launch:**AppName
指定されたアプリケーションを起動し、サンプリング メソッドを使用してプロファイリングを開始します。
使用例
次の例では、アプリケーションを起動し、.NET Framework のメモリの割り当てデータを収集します。
VSPerfCmd.exe /Launch:TestApp.exe /gc
参照
関連項目
概念
スタンドアロン アプリケーションのコマンド ラインによるプロファイリング