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方法: ドメイン固有言語を新バージョンに移行する

Visual Studio 2008 と共に配布された ドメイン固有言語ツール のバージョンから Visual Studio 2010 に、ドメイン固有言語を定義して使用するプロジェクトを移行できます。 

移行ツールは Visual Studio SDK の一部として提供されます。ツールは、DSL ツールを使用または定義する Visual Studio プロジェクトおよびソリューションを変換します。

移行ツールは、明示的に実行する必要があります。このツールは、Visual Studio でソリューションを開くときに自動的には起動しません。ツールおよび詳細なガイダンス ドキュメントは次のパスにあります。

%Program Files%\Microsoft Visual Studio 2010 SDK\VisualStudioIntegration\Tools\DSLTools\DslProjectsMigrationTool.exe

DSL プロジェクトに移行する前に

移行ツールは Visual Studio プロジェクト ファイル (.csproj) とソリューション ファイル (.sln) を変更します。

プロジェクトの移行を準備します。

  • .csproj ファイルと .sln ファイルが書き込み可能であることを確認します。それらがソース管理下にある場合は、それらがチェックアウトされていることを確認してください。

  • 移行するフォルダーのコピーを作成します。

プロジェクトのコレクションの移行

DSL プロジェクトとソリューションを Visual Studio 2010 に移行するには

  1. DSL 移行ツールを起動します。

    • (またはエクスプローラーをファイルに) エクスプローラーのツールをダブルクリックするか、またはコマンド プロンプトからのツールを起動します。ツールは次の場所にあります。

      %ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 2010 SDK\VisualStudioIntegration\Tools\DSLTools\DslProjectsMigrationTool.exe

  2. 変換するソリューションおよびプロジェクトを含むフォルダーを選択します。

    • ツール上部のボックスにパスを入力するか、[参照] をクリックします。

    移行ツールは、DSL を定義または使用するプロジェクトのツリーを表示します。ツリーには、Microsoft.VisualStudio.Modeling.Sdk または TextTemplating アセンブリを使用するすべてのプロジェクトが含まれています。

  3. プロジェクトのツリーを確認し、変換しないプロジェクトのチェック ボックスをオフにします。

    • ツールが行う変更の一覧を表示するには、プロジェクトまたはソリューションを選択します。

      [!メモ]

      フォルダー名の横に表示されるチェック ボックスは無効です。フォルダーを展開して、プロジェクトとソリューションを検査する必要があります。

  4. プロジェクトを変換します。

    1. [変換] をクリックします。

      各プロジェクト ファイルを変換する前に、project**.csproj** のコピーは project**.vs2008.csproj** として格納されます。

      各 solution**.sln** のコピーは solution**.vs2008.sln** として格納されます

    2. レポートされた変換エラーを調査します。

      エラーはテキスト ウィンドウに表示されます。また、ツリー ビューでは、変換されなかった各ノードに赤いフラグが表示されます。ノードをクリックして、そのエラーに関する詳細情報を取得できます。

  5. 正常に変換されたプロジェクトを含むソリューションで [すべてのテンプレートの変換] を実行します。

    1. ソリューションを開きます。

    2. ソリューション エクスプローラーのヘッダーの [すべてのテンプレートの変換] をクリックします。

      [!メモ]

      この手順を不要にすることができます。詳細については、「方法: すべてのテンプレートを自動変換する」を参照してください。

  6. 変換したプロジェクトのカスタム コードを更新します。

    • プロジェクトをビルドし、失敗を調査します。

    • デザイナーをテストします。

参照

概念

Visualization and Modeling SDK の新機能