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Office ソリューションのイベント ログ

WindowsでOfficeソリューションをインストールまたはアンインストール時 Visual Studio Tools for Office Runtime によってキャプチャされた例外メッセージを表示するには、イベント ビューアーを使用します。イベント ロガーからのこれらのメッセージを使用して、インストールと配置の問題を解決できます。

対象: このトピックの情報は、Office 2013 および Office 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

イベント ログの読み取り

[イベント ビューアー] と、表示するイベントのフィルターを開きます。

Windows Server 2003 および Windows XP でイベント ログを読み取るには

  1. コントロール パネルの [管理ツール] を開きます。

  2. [イベント ビューアー] を起動します。

  3. イベント ログの一覧で、[アプリケーション] をクリックします。

  4. [表示] メニューの [フィルター] をクリックします。

  5. [イベント ソース] ボックスの一覧の [VSTO 4.0] をクリックします。

  6. インストール イベント用に、[イベント ID] ボックスに「4096」と入力します。

  7. [OK] をクリックして、フィルター処理されたビューを表示します。

Windows 7、Windows Vista、および Windows Server 2008 でイベント ログを読み取るには

  1. コントロール パネルの [管理ツール] を開きます。

  2. [イベント ビューアー] を起動します。

  3. [Windows ログ] を展開します。

  4. イベント ログの一覧で、[アプリケーション] をクリックします。

  5. [操作] メニューの [現在のログをフィルター] をクリックします。

  6. [イベント ソース] ボックスの一覧の [VSTO 4.0] をクリックします。

  7. インストール イベント用に、[イベント ID] ボックスに「4096」と入力します。

  8. [OK] をクリックして、フィルター処理されたビューを表示します。

イベント ビューアーに含まれる情報は次のとおりです。

  • ソリューションの配置マニフェストの場所

  • エラーまたは例外の原因を説明するメッセージ

これらの例外メッセージは、信頼されていない証明書、信頼されていないドキュメントの場所、無効な配置マニフェストなど、インストールに関する問題の原因を特定するのに役立ちます。

Office ソリューションをアンインストールした後も、例外メッセージはイベント ログに保持されます。

Office ソリューションの実行中に例外メッセージを表示またはログに記録する方法については、「Office Project のデバッグ」および「Office Project のデバッグ」を参照してください。

Cc442816.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifローカリゼーション

例外メッセージの言語は、Officeランタイムの言語のVisual Studio Toolsによって決まります。たとえば、エンド ユーザーのコンピューターに日本語 Language Pack がインストールされている場合、例外メッセージは日本語でイベント ログに書き込まれます。

イベント ロガーの無効化

既定では、イベント ロガーは Office ソリューションをインストールまたはアンインストールするときに有効化されます。イベント ロガーを無効化するには、VSTO_EVENTLOGDISABLED 環境変数を 1 に設定します。

イベント ログを無効にするには

  1. コントロール パネルの [システム] を開きます。

  2. [詳細設定] タブの [環境変数] をクリックします。

  3. [システム環境変数] ペインで、[新規] をクリックします。

  4. [新しいシステム変数] ダイアログ ボックスの [変数名] ボックスに「VSTO_EVENTLOGDISABLED」と入力します。

  5. [変数値] ボックスに「1」と入力します。

  6. [OK] をクリックします。

参照

概念

Office ソリューション配置のトラブルシューティング

その他の技術情報

Office ソリューションの配置