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CSettingsStoreSP クラス

CSettingsStoreSP クラスは、CSettingsStore クラスのインスタンスの作成に使用できるヘルパー クラスです。

class CSettingsStoreSP

メンバー

Cc309001.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック コンストラクター

名前

説明

CSettingsStoreSP::CSettingsStoreSP

CSettingsStoreSP オブジェクトを構築します。

Cc309001.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CSettingsStoreSP::Create

CSettingsStore から派生したクラスのインスタンスを作成します。

CSettingsStoreSP::SetRuntimeClass

ランタイム クラスを設定します。Create メソッドは、このランタイム クラスを使用して、作成するオブジェクトのクラスを決定します。

Cc309001.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifデータ メンバー

名前

説明

m_dwUserData

CSettingsStoreSP オブジェクトに格納されるカスタム ユーザー データ。このデータを CSettingsStoreSP オブジェクトのコンストラクターに渡します。

m_pRegistry

Create メソッドが作成する CSettingsStore 派生オブジェクト。

解説

CSettingsStoreSP クラスを使用すると、すべての MFC レジストリ操作を XML ファイルやデータベースなどの他の場所にリダイレクトできます。その場合は、次の手順を実行します。

  1. クラス (CMyStore など) を作成し、CSettingsStore から派生させます。

  2. カスタムの CSettingsStore クラスで DECLARE_DYNCREATE マクロと IMPLEMENT_DYNCREATE マクロを使用して、動的生成を有効にします。

  3. 仮想関数をオーバーライドして、Read 関数と Write 関数をカスタム クラスに実装します。所定の場所に対するデータの読み取りや書き込みを行う機能が、他に必要であれば実装します。

  4. アプリケーションで、CSettingsStoreSP::SetRuntimeClass を呼び出し、カスタム クラスから取得される CRuntimeClass 構造体へのポインターを渡します。

これにより、フレームワークが標準的な動作としてレジストリにアクセスするたびに、カスタム クラスが動的にインスタンス化され、データの読み取りや書き込みに使用されます。

CSettingsStoreSP::SetRuntimeClass はグローバル静的変数を使用します。このため、一度に使用できるカスタム ストアは 1 つだけです。

必要条件

ヘッダー : afxsettingsstore.h

参照

関連項目

階層図

CSettingsStore クラス

その他の技術情報

MFC クラス