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集計関数

テーブルにあるすべてのデータを集計するには、SUM( ) や AVG( ) などの関数を含む集計クエリを作成します。クエリを実行すると、結果セットには集計情報を含む 1 つの行が含まれます。

たとえば、Titles テーブルのすべての本の合計価格を計算するには、Price 列の内容を合計するクエリを作成します。クエリの出力結果は次のようになります。

QuerySummarizingDataShowResultsPane スクリーンショット

対応する SQL ステートメントは次のようになります。

SELECT SUM(price) total_price
FROM titles

次の集計関数を使用できます。

集計関数

Description

AVG(expr)

列内の値の平均。列には数値データだけを含むことができます。

COUNT(expr), COUNT(*)

列内の値の数 (列名をexprとして指定した場合) またはテーブルまたはグループ内のすべての行の数 (* を指定した場合)。COUNT(expr) では NULL 値が無視されますが、COUNT(*) では NULL 値も数えられます。

MAX(expr)

列内で最大の値 (文字列データの場合はアルファベット順の最後の値)。NULL 値は無視されます。

MIN(expr)

列内で最小の値 (文字列データの場合はアルファベット順の最初の値)。NULL 値は無視されます。

SUM(expr)

列内の値の合計。列には数値データだけを含むことができます。

[!メモ]

Oracle は、この他にも集約関数をサポートしています。

集計関数を使用すると、既定では指定されたすべての行が集計情報に含まれます。場合により、結果セットには一意でない行が含まれます。集計関数の DISTINCT オプションを使用することにより、一意でない行を取り除くことができます。

集計関数とほかの式を組み合わせて、ほかの集計値を計算できます。詳細については、「方法 : カスタム式を使用して値を集計または集約する」を参照してください。

参照

概念

結果ペインのデータの操作

その他の技術情報

ストアド プロシージャおよびユーザー定義関数の使用