COleMessageFilter::BeginBusyState
ビジー状態を開始するには、この関数を呼び出します。
virtual void BeginBusyState( );
解説
これは EndBusyState とともにアプリケーションのビジー状態を制御するために機能します。ビジー状態である場合 SetBusyReply 関数は呼び出し元のアプリケーションへのアプリケーションの応答を決定します。
BeginBusyState と EndBusyState の呼び出しは、アプリケーションがビジーであるかどうかを調べる場合は、各カウンターをインクリメントおよびデクリメントされます。たとえば、BeginBusyState への 2 回の呼び出しと EndBusyState への 1 回の呼び出しがビジー状態になります。ビジー状態を取り消すには BeginBusyState 同じ回数が呼び出された EndBusyState を呼び出す必要があります。
既定では、フレームワークは CWinApp::OnIdleによって実行されるアイドル処理中にビジー状態になります。アプリケーションが ON_COMMANDUPDATEUI の通知を処理する間は、リングがアイドル処理が完了した後、後で処理されます。
必要条件
ヘッダー : afxole.h
参照
関連項目
COleMessageFilter::EndBusyState