デバイスのリモート ツールのセットアップ
Visual Studio Remote Tools を使用すると、あるデバイスで実行しているアプリケーションを、Visual Studio を実行している別のコンピューターから実行、デバッグ、テストできます。
[!メモ]
Windows ストア アプリ
Windows ストア アプリのリモート デバッグについては、Windows デベロッパー センターにある「リモート デバイスでの Visual Studio からの Windows ストア アプリのデバッグおよびテスト」を参照してください。
Azure
Azure でのデバッグ方法の詳細については、これらのトピックのいずれかを参照してください。
リモート コンピューターに動作中のプロセスをアタッチする
リモート コンピューター上のプロセスにデバッガーをアタッチするには、この記事の手順でリモート コンピューターを構成してから、「Attach to a process on a remote computer」を参照してください。
目次
Prerequisites
Installing the Remote Tools
Configuring the remote tools
Related topics in the Windows Dev Center
必要条件
リモート デバイスでデバッグするには:
リモート デバイスと Visual Studio コンピューターがネットワークを介して接続されている、またはイーサネット ケーブルによって直接接続されている必要があります。インターネットを介したデバッグはサポートされません。
リモート デバイスがリモート デバッグ コンポーネントを実行している必要があります。
リモート ツールをリモート デバイスにインストールするには、管理者であることが必要です。リモート ツールと通信するには、リモート デバイスへのユーザー アクセスが必要です。
リモート ツールのインストール
[!メモ]
バージョンおよび更新プログラム
Visual Studio インストールの更新バージョンと一致する Remote Tools for Visual Studio 2013 の更新バージョンをインストールする必要があります。VS デバッガーは、VS 2013 と Remote Tools for VS 2013 のどのバージョンの組み合わせとも互換性があります。ただし、Visual Studio の最新機能を使用するには、Visual Studio とリモート ツールの両方が最新バージョンである必要があります。 他の診断ツールでは、リモート ツールと Visual Studio の同じバージョンを必要とする場合があります。
リモート デバイスへのリモート デバッグ コンポーネントのインストール
リモート ツールのインストール プログラムを実行または保存するには、この表にあるリモート デバイスのオペレーティング システムに対応するいずれかのリンクをお選びください。
Visual Studio 2013
VS 2013 更新プログラムのバージョン |
X86 |
X64 |
ARM |
RTM |
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Update1 |
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Update2 |
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Update 3 |
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Update 4 |
Visual Studio 2015 Preview 用の Remote Tools。Visual Studio 2015 Preview 用の Remote Tools は、こちらからダウンロードできます。
インストール プログラムをダウンロードすることも、すぐに実行することもできます。インストール プログラムを実行する場合は、ライセンス条項に同意し、[インストール] をクリックします。
既定では、リモート デバッグ コンポーネントは C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 12.0\Common7\IDE\Remote Debugger フォルダーにインストールされます。
Remote Tools の構成
- Start and configure the remote tools for the first time • Reconfiguring the remote tools
リモート ツールの初回起動および構成
[!メモ]
リモート ツールを初めて起動するには、リモート デバイスの管理アクセス許可を使用してデバッガーでファイアウォールを構成できる必要があります。
リモート デバイスの [スタート] メニューの [リモート デバッガー] をクリックします。リモート ツールを初めて起動するには、管理者特権が必要です。
リモート ツールを初めて起動すると、[リモート デバッグの構成] ダイアログ ボックスが表示されます。
Windows Service API がインストールされていない場合は、[インストール] をクリックします。
リモート ツールが通信するネットワークの種類を選択します。少なくとも 1 つのネットワークの種類を選択する必要があります。
[リモート デバッグの構成] をクリックしてファイアウォールを構成し、リモート デバッグ モニターを起動します。
認証モードを変更したり、リモート ツールのタイムアウト値を指定したりするには、リモート デバッグ モニターの [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
注意 既定では、リモート ツールは Windows 認証を使用します。リモート ツールを認証なしモードで実行することも選択できますが、このモードの使用は避けることを強く推奨します。このモードで実行した場合、ネットワーク セキュリティはまったく提供されません。認証なしモードは、ネットワークに悪意のあるコードや悪意のあるトラフィックのリスクがないことが確実である場合のみ選択してください。
既定では、リモート デバイスの管理者はリモート ツールに接続できます。リモート ツールを使用するためのアクセス許可を他のユーザーに対して付与または拒否するには、[ツール] メニューの [アクセス許可] をクリックします。
リモート デバッガーは実行中にネットワークのローカル サブネット上でデバッガー自体の ID をブロードキャストします。それにより、同じサブネット上の Visual Studio コンピューターは、リモート デバイスがリモート デバッグ対象として使用可能であることを認識できます。
リモート ツールの再構成
リモート ツールを初めて起動した後、リモート ツールの構成を変更できます。
リモート ツールを起動します。リモート デバイスの [スタート] メニューの [リモート デバッガー] をクリックします。
リモート ツールを使用するためのアクセス許可を他のユーザーに対して付与または拒否するには、[ツール] メニューの [アクセス許可] をクリックします。アクセス許可を付与または拒否するには、管理者特権が必要です。
認証モードを変更したり、リモート ツールのタイムアウト値を指定したりするには、リモート デバッグ モニターの [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
注意 リモート ツールを認証なしモードで実行することも選択できますが、このモードの使用は避けることを強く推奨します。このモードで実行した場合、ネットワーク セキュリティはまったく提供されません。認証なしモードは、ネットワークに悪意のあるコードや悪意のあるトラフィックのリスクがないことが確実である場合のみ選択してください。
リモート ツールをサービスとして実行したり、リモート デバッグ ネットワーク オプションを変更したりするには リモート ツールをサービスとして実行したり、リモート デバッグ ネットワーク オプションを変更したりするには、[スタート] メニューでリモート デバッガー構成ウィザードを見つけます。既定では、リモート ツールは Windows アプリケーションとして実行されます。構成ウィザードで、リモート ツールを Windows サービスとして実行するかどうかを選択できます。リモート ツールが通信を許可されるネットワークを制限することもできます。これらの操作を行うには、管理者特権が必要です。
Windows デベロッパー センター内の関連トピック
Visual Studio でのストア アプリのデバッグおよびテスト
リモート マシンでの Visual Studio からの Windows ストア アプリの実行
参照
処理手順
Set Up Remote Debugging for a Visual Studio Project (Visual Studio のリモート デバッグのセットアップ)