Transports インターフェイス

Transport オブジェクトのコレクション。

名前空間:  EnvDTE80
アセンブリ:  EnvDTE80 (EnvDTE80.dll 内)

構文

'宣言
<GuidAttribute("EA47C3D9-FD41-4402-BDC6-7F07D0C8E3FC")> _
Public Interface Transports _
    Inherits IEnumerable

[GuidAttribute("EA47C3D9-FD41-4402-BDC6-7F07D0C8E3FC")]
public interface Transports : IEnumerable

[GuidAttribute(L"EA47C3D9-FD41-4402-BDC6-7F07D0C8E3FC")]
public interface class Transports : IEnumerable

[<GuidAttribute("EA47C3D9-FD41-4402-BDC6-7F07D0C8E3FC")>]
type Transports =  
    interface
        interface IEnumerable
    end

public interface Transports extends IEnumerable

Transports 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

プロパティ

	名前	説明
	Count	Transports コレクション内のオブジェクトの数を示す値を取得します。
	DTE	トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。
	Parent	Transports コレクションの直接の親オブジェクトを取得します (この場合は Debugger オブジェクト)。

このページのトップへ

メソッド

	名前	説明
	GetEnumerator()	コレクションを反復処理する列挙子を返します。 (IEnumerable から継承されます。)
	GetEnumerator()	コレクション内の項目の列挙子を取得します。
	Item	Transports コレクションのインデックス付きメンバーを取得します。

このページのトップへ

解説

[!メモ]

マクロを記録し、T-SQL デバッグ エンジンを使用してデバッグ プロセスにアタッチすると、そのマクロは同じエンジン名に対して 2 つの個別の参照を返します。たとえば、dbgeng(0) = transprt.Engines.Item("T-SQL") や dbgeng(1) = transprt.Engines.Item("T-SQL") などです。これは、実際には 2 つの基底の T-SQL デバッグ エンジン (一方は SQL Server 2005 デバッグ エンジン用で、他方は SQL Server 2000 と SQL Server 7 の T-SQL デバッグ エンジン用) が Visual Studio に存在するためです。いずれも、UI を介してデバッグ エンジン プロセスにアタッチするときに自動的に参照されます。ただし、オートメーション コードでは、各デバッグ エンジンは、一意の識別子 GUID を使用して参照される必要があります。SQL Server 2005 の GUID は {1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F} で、SQL Server 2000 と SQL Server 7 の T-SQL デバッグ エンジンの GUID は {5AF6F83C-B555-11D1-8418-00C04FA302A1} です。したがって、上記の呼び出しは、それぞれ dbgeng(0) = trans.Engines.Item("{1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F}") と dbgeng(1) = trans.Engines.Item("{1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F}") に変更する必要があります。

例

' Macro code.
Imports EnvDTE
Imports EnvDTE80
Imports System.Diagnostics
Imports Microsoft.VisualBasic.ControlChars

Public Module Module1

    Sub ShowTransports()
        Dim dbg As EnvDTE80.Debugger2
        dbg = DTE.Debugger
        Dim strTransportList As String
        Dim transport As EnvDTE80.Transport

        For Each transport In dbg.Transports
            strTransportList = strTransportList + transport.Name & ", _
            " & transport.ID & VbCr
        Next
        MsgBox(strTransportList)
    End Sub
End Module

参照

関連項目

EnvDTE80 名前空間

Transport

その他の技術情報

オートメーション オブジェクト モデルの階層図