次の方法で共有


CDockingManager::PaneFromPoint

指定した点を含むペインを返します。

virtual CBasePane* PaneFromPoint(
    CPoint point,
    int nSensitivity,
    bool bExactBar = false,
    CRuntimeClass* pRTCBarType = NULL,
    BOOL bCheckVisibility = FALSE,
    const CBasePane* pBarToIgnore = NULL
) const;
virtual CBasePane* PaneFromPoint(
    CPoint point,
    int nSensitivity,
    DWORD& dwAlignment,
    CRuntimeClass* pRTCBarType = NULL,
    const CBasePane* pBarToIgnore = NULL
) const;

パラメーター

  • [入力] point
    チェックされる点の画面座標を指定します。

  • [入力] nSensitivity
    チェックする各ペインのウィンドウ四角形を拡大するための値。指定された点がこの拡大された領域内にある場合、ペインは検索条件を満たします。

  • [入力] bExactBar
    nSensitivity パラメーターを無視する場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。

  • [入力] pRTCBarType
    NULL 以外の場合は、指定した種類のペインだけが検索されます。

  • [入力] bCheckVisibility
    表示されているペインのみをチェックする場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。

  • [出力] dwAlignment
    指定した点の位置にペインが見つかった場合、このパラメーターには、指定した点に最も近い、ペインの辺が格納されます。詳細については、「解説」を参照してください。

  • [入力] pBarToIgnore
    NULL 以外の場合、このパラメーターで指定されたペインは無視されます。

戻り値

指定した点を含む CBasePane 派生オブジェクト。指定したペインが見つからなかった場合は NULL。

解説

ペインが見つかった場合、この関数から制御が戻るとき、dwAlignment には、指定した点の配置が格納されます。たとえば、指定した点に最も近いのがペインの上辺であった場合、dwAlignment は CBRS_ALIGN_TOP に設定されます。

必要条件

ヘッダー : afxDockingManager.h

参照

関連項目

CDockingManager クラス

階層図