CMFCRibbonPanel::SetElementRTCByID
指定したランタイム クラス情報で指定されたリボン要素をリボン パネルに追加します。
CMFCRibbonBaseElement* SetElementRTCByID(
UINT uiCmdID,
CRuntimeClass* pRTC
);
パラメーター
[入力] uiCmdID
追加するリボン要素のコマンド ID を指定します。[入力、出力] pRTC
リボン パネルに追加するリボン要素に関連付けられたランタイム クラス情報へのポインター。
戻り値
指定したランタイム クラス情報を使用して作成されたリボン要素。
解説
カスタム要素 (カラー ボタンなど) をリボン パネルに追加するには、カスタム要素のランタイム クラス情報を指定する必要があります。リボンはこの情報を保存し、カスタム要素を作成して、指定したコマンド ID で指定された既存の要素を置き換えます。その後、新しく作成された要素へのポインターを返します。
使用例
SetElementRTCByID メソッドを使用する方法の例を次に示します。
// Load and add toolbar with standard buttons. This toolbar
// should display a custom color button with id ID_CHAR_COLOR:
pPanel->AddToolBar(IDR_MAINFRAME, IDB_MAINFRAME256);
CMFCRibbonColorButton* pColorButton =
(CMFCRibbonColorButton*)pPanel->SetElementRTCByID(
ID_CHAR_COLOR, RUNTIME_CLASS (CMFCRibbonColorButton));
// SetElementRTCByID sets runtime class and returns a pointer
// to the newly created custom button, which can be set up immediately:
pColorButton->EnableAutomaticButton(_T("Automatic"), RGB (0, 0, 0));
必要条件
ヘッダー : afxRibbonPanel.h