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CMFCOutlookBarTabCtrl::AddControl

Windows コントロールを新しいタブとして Outlook バーに追加します。

void AddControl(
   CWnd* pWndCtrl,
   LPCTSTR lpszName,
   int nImageID=-1,
   BOOL bDetachable=TRUE,
   DWORD dwControlBarStyle=AFX_CBRS_FLOAT | AFX_CBRS_CLOSE |
                           AFX_CBRS_RESIZE | CBRS_AFX_AUTOHIDE 
);

パラメーター

  • [入力] pWndCtrl
    追加するコントロールへのポインター。

  • [入力] lpszName
    タブの名前を指定します。

  • [入力] bDetachable
    TRUE に設定すると、ページがデタッチできる状態で作成されます。

  • [入力] nImageID
    新しいタブに表示するイメージの内部イメージ リストにおけるイメージ インデックス。

  • [入力] dwControlBarStyle
    ラップされたドッキング ペインの AFX_CBRS_* スタイルを指定します。

解説

この関数は、Outlook バーの新しいページとしてコントロールを追加するために使用します。

この関数は、CMFCBaseTabCtrl::AddTab を内部的に呼び出します。

bDetachable を TRUE に設定すると、AddControl は内部的に CDockablePaneAdapter オブジェクトを作成し、追加したコントロールをラップします。タブ付きウィンドウのランタイム クラスは CMFCOutlookBar のランタイム クラスに、フローティング フレームのランタイム クラスは CMultiPaneFrameWnd に自動的に設定されます。

使用例

CMFCOutlookBarTabCtrl クラスの AddControl メソッドの使用方法を次の例に示します。このコード スニペットは Outlook のデモのサンプルの一部です。

    // CMFCOutlookBarTabCtrl* pOutlookBar
    // DWORD dwStyle = AFX_CBRS_FLOAT | AFX_CBRS_AUTOHIDE | AFX_CBRS_RESIZE
    // CMFCOutlookBarPane pane1
    // The third parameter is the image index.
    pOutlookBar->AddControl(&pane1, _T("General"), 0, TRUE, dwStyle);

必要条件

ヘッダー : afxOutlookBarTabCtrl.h

参照

関連項目

CMFCOutlookBarTabCtrl クラス

階層図

CMFCOutlookBar クラス

CMultiPaneFrameWnd クラス