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コード分析を用いたチェックイン ポリシーに関するバージョンの互換性

異なるバージョンのチーム エクスプローラーを使用して、コード分析を用いたチェックイン ポリシーを評価および作成する必要がある場合は、Visual Studio Team System 2008 Team Foundation Server および Team Foundation Server 2010 でのチェックイン ポリシーの評価方法の違いを認識しておく必要があります。

チェックイン ポリシーの評価に関するバージョンの互換性

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーが Team System 2008 Team Foundation Server で評価される場合、Team Foundation Server 2010 に存在し、Team System 2008 Team Foundation Server には存在しない規則は、すべて無視されます。

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーが Team Foundation Server 2010 で評価される場合、Team System 2008 Team Foundation Server のみに存在する新しい規則は、すべて無視されます。

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーで規則アセンブリを指定している場合、Team System 2008 Team Foundation Server が認識しないアセンブリによって指定されている規則は、すべて無視されます。

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーで Team Foundation Server 2010 が認識しない規則アセンブリを指定している場合、メッセージが表示されます。

チェックイン ポリシーの作成に関するバージョンの互換性

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーを Team System 2008 Team Foundation Server バージョンのチーム エクスプローラーを使用して作成した場合、Team Foundation Server 2010 バージョンのチーム エクスプローラーを使用してそのポリシーを変更することはできません。また、Team Foundation Server 2010 でそのポリシーを評価することもできません。

  • コード分析を用いたチェックイン ポリシーを Team Foundation Server 2010 バージョンのチーム エクスプローラーを使用して作成した場合、Team System 2008 Team Foundation Server バージョンのチーム エクスプローラーを使用してそのポリシーを変更できます。さらに、Team System 2008 Team Foundation Server でそのポリシーを評価できます。Team System 2008 Team Foundation Server バージョンのチーム エクスプローラーを使用してポリシーを変更した後は、Team Foundation Server 2010 バージョンのチーム エクスプローラーを使用してそのポリシーを変更することはできなくなります。Team Foundation Server 2010 でそのポリシーを評価でき、その際、厳密な名前が一致しないという問題は発生しません。

  • Team Foundation Server 2010 と Team System 2008 Team Foundation Server の両方に適用される規則設定を使用してコード分析を用いたチェックイン ポリシーを作成するには、Team Foundation Server 2010 でポリシーを作成し、必要なすべての変更を行ってからそのポリシーを保存する必要があります。規則に対する変更が Team System 2008 Team Foundation Server のみに存在する場合は、Team System 2008 Team Foundation Server でそのポリシーを変更および保存します。

    ポリシーを Team System 2008 Team Foundation Server で保存すると、Team Foundation Server 2010 のみに存在する規則の設定を変更できなくなります。