次の方法で共有


<entryPoint> 要素 (Visual Studio での Office 開発)

vstav3 名前空間の各 entryPoint 要素は、この ClickOnce アプリケーションをインストールするときに実行されるカスタマイズ アセンブリを指定します。

<entryPoint class>
    <assemblyIdentity />
</entryPoint>

要素と属性

entryPoint 要素は必須です。この要素は vstav3 名前空間にあります。

各 entryPoint 要素には、カスタマイズ アセンブリを 1 つだけ含めることができます。アプリケーション マニフェストには、複数の entryPoint 要素を定義できます。

entryPoint 要素には、次の属性があります。

属性

Description

class

必ず指定します。実行されるカスタマイズ アセンブリを指定します。この属性の構文は NamespaceName.ClassName です。

entryPoint には、次の要素があります。

Bb771301.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifassemblyIdentity

必ず指定します。vstav3 名前空間の assemblyIdentity 要素は、ClickOnce アプリケーション マニフェスト内の既存の assemblyIdentity 要素を参照します。

assemblyIdentity の役割および属性は、「<assemblyIdentity> 要素 (ClickOnce アプリケーション)」で定義されています。

ドキュメント レベルのカスタマイズの例

Bb771301.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifDescription

次のコード例は、ClickOnce を使用して配置されるドキュメント レベルの Office ソリューションのアプリケーション マニフェスト内の entryPoint 要素を示しています。このコード例は、「Office ソリューション用アプリケーション マニフェスト」で紹介されている大きな例の一部です。

Bb771301.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifコード

      <vstav3:entryPoint 
        class="ContosoExcelWorkbook.ThisWorkbook">
        <assemblyIdentity 
          name="ContosoExcelWorkbook" 
          version="1.0.0.0" 
          language="neutral" 
          processorArchitecture="msil" />
      </vstav3:entryPoint>
      <vstav3:entryPoint 
        class="ContosoExcelWorkbook.Sheet1">
        <assemblyIdentity 
          name="ContosoExcelWorkbook" 
          version="1.0.0.0" 
          language="neutral" 
          processorArchitecture="msil" />
      </vstav3:entryPoint>
      <vstav3:entryPoint 
        class="ContosoExcelWorkbook.Sheet2">
        <assemblyIdentity 
          name="ContosoExcelWorkbook" 
          version="1.0.0.0" 
          language="neutral" 
          processorArchitecture="msil" />
      </vstav3:entryPoint>
      <vstav3:entryPoint 
        class="ContosoExcelWorkbook.Sheet3">
        <assemblyIdentity 
          name="ContosoExcelWorkbook" 
          version="1.0.0.0" 
          language="neutral" 
          processorArchitecture="msil" />
      </vstav3:entryPoint>

アプリケーション レベルのアドインの例

Bb771301.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifDescription

次のコード例は、ClickOnce を使用して配置されるアプリケーション レベルの Office ソリューションのアプリケーション マニフェスト内の entryPoint 要素を示しています。このコード例は、「Office ソリューション用アプリケーション マニフェスト」で紹介されている大きな例の一部です。

Bb771301.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifコード

      <vstav3:entryPoint 
        class="ContosoOutlookAddIn.ThisAddIn">
        <assemblyIdentity 
          name="ContosoOutlookAddIn" 
          version="1.0.0.0" 
          language="neutral" 
          processorArchitecture="msil" />
      </vstav3:entryPoint>

参照

関連項目

Office ソリューション用アプリケーション マニフェスト

Office ソリューション用配置マニフェスト

ClickOnce アプリケーション マニフェスト