作業項目の変更を通知するメールの警告の形式のカスタマイズ
作業項目に対して自分やチーム メンバーが行った変更を通知する電子メールの内容と形式は、関連する xsl 変換ファイルを変更することでカスタマイズできます。さまざまな通知用に チーム エクスプローラー のプロジェクト警告を構成し、HTML 形式を使用するかプレーンテキスト形式を使用するかを指定できます。たとえば、プロジェクト、作業項目、およびビルド イベントの通知を生成し、Team Foundation ユーザーに送信される通知の外観をカスタマイズすることができます。
電子メール通知の変換ファイルは、アプリケーション層サーバーの次のフォルダーに格納されています。
Drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 2010 Team Foundation Server\Application Tier\TFSJobAgent\Transforms
Visual Studio などの XML エディターを使用して、変換ファイルの任意の部分を変更します。次の一覧に、作業項目イベント用の 2 つの変換ファイルを示します。
WorkItemChangedEvent.xsl |
HTML 形式の電子メールの書式指定に使用 |
WorkItemChangedEvent.plaintextXsl |
プレーンテキストの電子メールの書式指定に使用 |
イベント サービスは、.xsl と plaintextXsl ファイルを使用して、イベントの XML データを電子メール メッセージに変換します。.xsl ファイルを編集して、電子メール通知用に別の形式に設定できます。HTML 形式の電子メール メッセージについては、すべてのイベントの基本のレイアウトは TeamFoundation.xsl に格納されています。変更するファイルのバックアップ コピーを作成して、変更をテストしてください。変更すると、Team Foundation Server は、時間イベントの通知を生成するときに、変更された変換を使用します。
[!メモ]
発行される電子メールの内容は、TeamFoundation.xsl ファイルおよび上記の WorkItemChangedEvent xsl ファイルから自動的に生成されます。TeamFoundation.xsl ファイルを変更することは、推奨されません。このファイルの内容を変更する場合は、変更内容を念入りにテストしてください。このファイルを不適切に変更すると、Team Foundation の電子メールの警告でエラーが発生し、Team Foundation の作業項目、変更セット、またはファイルを Web ブラウザーで表示できなくなることがあります。
必要なアクセス許可
これらの手順を実行するには、Team Foundation アプリケーション層サーバーの Administrators セキュリティ グループのメンバーである必要があります。
作業項目の変更に関する電子メール通知を送信するための電子メール テンプレートを編集するには
アプリケーション層サーバーで、次のフォルダーを開きます。
Drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 2010 Team Foundation Server\Application Tier\TFSJobAgent\Transforms
メモ帳などのテキスト エディターで WorkItemChangedEvent.xsl を開きます。
[!メモ]
管理者のアクセス許可を使用してログオンした場合でも、Windows Server 2008 を実行中のサーバーでこの機能を実行するには、メモ帳などのテキスト エディターを管理者として開く必要があります。管理者としてメモ帳を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。詳細については、Microsoft Web サイトの「ユーザー アカウント制御」を参照してください。
ファイルを編集し、目的のメッセージが電子メール通知に表示されるようにします。
[!メモ]
WorkItemChangedEvent.plaintextXsl も、プレーンテキスト メッセージを希望しているユーザー用に同様に変更してください。
WorkItemChangedEvent.xsl ファイルを保存します。