プロファイリング ツール データ ファイルの比較
プロファイリング ツールのデータ ファイルの比較機能では、2 つのレポート ファイル (.VSP または .VSPS) を選択し、プロファイリング セッション間における相違点、パフォーマンスの低下や向上を示すレポートを生成できます。
Visual Studio プロファイリング ツールのデータ ファイルの比較レポートでは、1 つのプロファイリング データ ファイルでの分析の結果が、別のデータ ファイルのベースライン分析の結果と比較されます。どちらのデータ ファイルも、同じプロファイリング方式を使用して生成されている必要があります。分析後の比較レポートは、.vsps ファイルとして保存されます。
比較レポート ビューには、変更されたデータのテーブル ビューが示されます。テーブルには、差分、またはベースラインからの変化が提示されます。デルタは、古い値、ベースライン値、および新しい分析に基づく結果値の差異を測定することによって計算されます。
プロファイラー データの比較は、コード内の関数、アプリケーション モジュール、行、命令ポインター (IP)、およびデータ型に基づいて行われます。
比較に利用できるプロファイリング データには、列に表示される情報が含まれます。これらの列名の定義については、「プロファイル ツールのレポート ビュー」を参照してください。
しきい値を設定し、ノイズを除去して、特定量の変化が生じていない行について比較テーブル ビューにあるデータをフィルター処理できます。