(MFC アプリケーション ウィザード)
このトピックでは、ヘルプや印刷サポートなど、アプリケーションの追加機能のためのオプションを示します。各セクションで、これらの高度な機能の追加サポートを指定します。
[コンテキスト ヘルプ (HTML)]
F1 キー、[ヘルプ] メニュー、またはダイアログ ボックスの [ヘルプ] ボタンから開くことができる状況依存のヘルプ用のヘルプ ファイルが生成されます。ヘルプ サポートにはヘルプ コンパイラが必要です。ヘルプ コンパイラがない場合は、セットアップを再実行することによってインストールできます。詳細については、HTML ヘルプ : プログラムの状況依存のヘルプ および「ヘルプ ファイル (HTML ヘルプ)」を参照してください。
[印刷と印刷プレビュー]
MFC ライブラリから CView クラス内のメンバー関数を呼び出すことによって、印刷、印刷設定、および印刷プレビューのコマンドを処理するコードが生成されます。これらの関数に対するコマンドも、ウィザードによってアプリケーションのメニューに追加されます。印刷サポートが使用できるのは、ウィザードの [アプリケーションの種類] (MFC アプリケーション ウィザード) ページで [ドキュメント ビュー アーキテクチャ サポート] が指定されたアプリケーションだけです。既定では、ドキュメント/ビュー アプリケーションには印刷サポートが含まれます。[オートメーション]
アプリケーションが別のアプリケーションに実装されているオブジェクトを操作したり、アプリケーションをオートメーション クライアントに公開したりできるように指定します。[ActiveX コントロール]
ActiveX コントロールをサポートします (既定値)。このオプションを選択せず、後で ActiveX コントロールをプロジェクトに追加することが必要になった場合は、アプリケーションのメンバー関数 CWinApp::InitInstance に AfxEnableControlContainer の呼び出しを追加する必要があります。[MAPI (メッセージ API)]
アプリケーションでメール メッセージの作成、操作、転送、および格納ができるように指定します。[Windows ソケット]
TCP/IP ネットワークで通信するアプリケーションを作成するために使用できる Windows ソケットをサポートします。[アクティブなユーザー補助サポート]
IAccessible のサポートを CWnd の派生クラスに追加します。これにより、ユーザー インターフェイスをカスタマイズすることができ、ユーザー補助クライアントの操作性が向上します。[コモン コントロール マニフェスト]
既定で有効になります。Microsoft Windows XP 以降のオペレーティング システムに同梱されているコモン コントロール DLL を使用するためのアプリケーション マニフェストを生成します。既存のアプリケーションで使用されている以前のバージョンのコモン コントロールが、Version 6 のコモン コントロール DLL によって自動的に更新されることはありません。Version 6 のコモン コントロール DLL を使用するには、アプリケーションが DLL を読み込むことができるようにするためのアプリケーション マニフェストを作成する必要があります。Version 6 のコモン コントロール DLL は、Windows XP のテーマもサポートしています。
また、アプリケーション マニフェストによって、アプリケーションに必要なその他の DLL やその他のバージョンも指定できます。アプリケーション マニフェストの詳細については、Windows SDK の「Isolated Applications and Side-by-Side Assemblies」を参照してください。
[高度なフレーム ペイン]
オプション
説明
[ドッキング可能なエクスプローラー ペイン]
メイン フレーム ウィンドウの左側に、Visual Studio のソリューション エクスプローラーのようなドッキング ペインを作成します。
[ドッキング可能な出力ペイン]
メイン フレーム ウィンドウの下に、Visual Studio の出力ペインのようなドッキング ペインを作成します。
[ドッキング可能なプロパティ ペイン]
メイン フレーム ウィンドウの右側に、Visual Studio のプロパティ ペインのようなドッキング ペインを作成します。
[ナビゲーション ウィンドウ]
メイン フレーム ウィンドウの左側に、Outlook のナビゲーション バーのようなドッキング ペインを作成します。
[キャプション バー]
メイン フレーム ウィンドウの上に、Office 形式のキャプション バーを作成します。
[[最近使ったファイル] のファイル数]
最近使ったファイルの一覧に表示するファイル数を指定します。既定値は 4 です。