次の方法で共有


NamedRange.ApplyNames メソッド

NamedRange コントロール内のセルに名前を適用します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Function ApplyNames ( _
    Names As Object, _
    IgnoreRelativeAbsolute As Object, _
    UseRowColumnNames As Object, _
    OmitColumn As Object, _
    OmitRow As Object, _
    Order As XlApplyNamesOrder, _
    AppendLast As Object _
) As Object
Object ApplyNames(
    Object Names,
    Object IgnoreRelativeAbsolute,
    Object UseRowColumnNames,
    Object OmitColumn,
    Object OmitRow,
    XlApplyNamesOrder Order,
    Object AppendLast
)

パラメーター

  • Names
    型 : System.Object
    適用する名前の配列を指定します。この引数を省略した場合、シート上のすべての名前が範囲に適用されます。
  • IgnoreRelativeAbsolute
    型 : System.Object
    名前または参照の参照方法に関係なく、参照を名前に置き換える場合は、true を指定します。絶対参照は絶対名のみに、相対参照は相対名のみに、混合参照は混合名のみに置き換える場合は、false を指定します。既定値は true です。
  • UseRowColumnNames
    型 : System.Object
    指定された範囲の名前が見つからないときに、その範囲を含む行と列の範囲の名前を使用する場合は、true を指定します。OmitColumn 引数と OmitRow 引数を無視する場合は、false を指定します。既定値は true です。
  • OmitColumn
    型 : System.Object
    参照全体を行対象の名前に置き換えるには true を指定します。参照されるセルが数式と同じ列にあり、行対象の名前が付いた範囲内にある場合に限り、列対象の名前を省略できます。既定値は true です。
  • OmitRow
    型 : System.Object
    参照全体を列対象の名前に置き換えるには true を指定します。参照されるセルが数式と同じ行にあり、列対象の名前が付いた範囲内にある場合に限り、行対象の名前を省略できます。既定値は true です。
  • AppendLast
    型 : System.Object
    Names 内の名前の定義を置き換え、定義されている最後の名前の定義も置き換える場合は、true を指定します。Names 内の名前の定義のみを置き換える場合は、false を指定します。既定値 false です。

戻り値

型 : System.Object

解説

Array 関数を使用すると、Names 引数に指定する名前のリストを作成できます。

シート全体に名前を適用するには、Cells.ApplyNames を使用します。

名前の "適用を解除" することはできません。名前を削除するには、Delete メソッドを使用します。

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

次のコード例は、ApplyNames メソッドを使用して、NamedRange コントロールに名前一式を適用します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

    Private Sub AddNames()
        Dim namedRange1 As Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange _
            = Me.Controls.AddNamedRange(Me.Range("A1", "A5"), _
            "namedRange1")

        Dim s() As String = {"One", "Two", "Three", "Four", "Five"}
        namedRange1.ApplyNames(s, True, True, True, True, _
            Excel.XlApplyNamesOrder.xlColumnThenRow, False)
    End Sub

private void AddNames()
{
    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange namedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.Range["A1", "A5"],
        "namedRange1");

    string[] s = new string[] { "One", "Two", "Three", "Four", "Five" };
    namedRange1.ApplyNames(s, true, true, true, true,
        Excel.XlApplyNamesOrder.xlColumnThenRow, false);
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

NamedRange インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間