ProcessTemplate XML 要素のリファレンス
プロセス テンプレートのルート ファイルをカスタマイズして、プラグイン ファイルの追加または削除を行うことができます。ルート ファイルでは、新しいチーム プロジェクト ウィザードで処理するすべてのプラグインとすべてのタスクを定義します。MSF (Microsoft Solutions Framework) 用のプロセス テンプレートの場合、ルート ファイルは ProcessTemplate という名前で、プロセス テンプレート ファイルのコンテナー フォルダー内にあります。詳細については、「プロセス テンプレート ファイルの操作」を参照してください。
ルート プラグイン ファイルの親要素は ProcessTemplate 要素です。この要素には 1 つの metadata 要素と 1 つの groups 要素が定義され、含まれている必要があります。チーム プロジェクト コレクション内の各プロセス テンプレートには、最大 124 字の Unicode 文字で一意の名前を割り当てる必要があります。
注意 |
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既存のテンプレートと同じ名前を持つテンプレートをアップロードすると、既存のテンプレートが上書きされます。 |
このトピックの内容
プロセス テンプレートの構文構造
メタデータ要素リファレンス
グループ要素リファレンス
プロセス テンプレートの構文構造
プロセス テンプレートのルート プラグインは、ProcessTemplate コンテナー要素内の独自のファイルで指定します。その際、ProcessTemplate.xsd ファイルおよび ProcessTemplateItem.xsd ファイルで定義されているプロセス テンプレートのスキーマに従う必要があります。プロセス テンプレートのスキーマ ファイルは、Microsoft Web サイトの「Process Template and Work Item Schemas for Visual Studio Team Foundation (Visual Studio Team Foundation のプロセス テンプレート スキーマと作業項目スキーマ)」でダウンロードできます。
次の例は、ProcessTemplate 要素のルートの構造を示しています。この例より広範なコード例については、「プロセス テンプレート プラグイン ファイルを使用したルート タスクの定義」を参照してください。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ProcessTemplate>
<metadata> . . . </metadata>
<groups> . . .</groups>
</ProcessTemplate>
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メタデータ要素リファレンス
次の構文は、metadata 要素およびその子要素の構造を示しています。
<metadata>
<name>ProcessTemplateName</name>
<description>ProcessTemplateDescription </description>
<plugins>
<plugin name="Microsoft.ProjectCreationWizard.pluginID" wizardPage="true | false" />
. . .
</plugins>
</metadata>
要素 |
構文 |
Description |
---|---|---|
description |
|
metadata の子要素です (必須)。 新しいチーム プロジェクト ウィザードでプロセス テンプレートに表示する説明のテキストを定義します。 |
metadata |
|
ProcessTemplate の子要素です (必須)。 プラグインとして必要な情報を指定するためのコンテナー要素は、新しいチーム プロジェクト ウィザードによって処理されます。 |
name |
|
metadata の子要素です (必須)。 プロセス テンプレートの名前を定義します。この名前はチーム プロジェクト コレクション間で一意である必要があります。名前の最大長は 124 文字です。 |
plugin |
|
plugins の子要素です (必須)。 プロセス テンプレートの作成時に含めるプラグイン ファイルの名前を指定し、そのプラグラインが新しいチーム プロジェクト ウィザードにページを表示するかどうかを指定します。 |
plugins |
|
metadata の子要素です (必須)。 プロセス テンプレート用のプラグインを定義するコンテナー要素です。 |
version |
|
metadata の子要素 (省略可能)。 プロセス テンプレートのバージョンを識別する一意の ID とメジャーおよびマイナーのリビジョン番号指定します。 |
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グループ要素リファレンス
次の構文は、groups 要素およびその子要素の構造を示しています。
<groups>
<group id="groupId" description="GroupDescription" completionMessage="SuccessMessage">
<dependencies>
<dependency groupId="dependentGroupId" />
. . .
</dependencies>
<taskList filename="RelativePathAndFileName" />
</group>
. . .
</groups>
要素 |
構文 |
Description |
---|---|---|
dependencies |
|
group の子要素です (必須)。 グループから他のグループへの依存関係を指定します。 |
dependency |
|
dependencies の子要素です (省略可能)。 このグループが依存する別のタスク グループの ID を指定します。このタスク グループが開始する前に、別のグループがそのタスクを完了する必要があります。 |
group |
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groups の子要素です (必須)。 プロジェクトの作成時に実行するプラグインのタスクのセットを識別します。各属性の有効な値を次に示します。
|
groups |
|
ProcessTemplate の子要素です (必須)。 プロジェクト作成時に実行するタスク グループのセットを定義するコンテナー要素です。 |
tasklist |
|
実行するタスクのリストが含まれている XML ファイルを指定します。グループのタスク リストは、常に別個の XML ファイルにある必要があります。これらのファイルを指定する方法の詳細については、「プラグインを処理するタスクの定義」を参照してください。 |
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