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FIELD (ワークフロー) 要素

FIELD (ワークフロー) 要素は、状態変更中、またはワークフロー遷移中にフィールドに対して適用される規則と条件を指定するために使用します。規則は、親の FIELDS 要素が子となる STATE 要素、TRANSITION 要素、DEFAULTREASON 要素、または REASON 要素の下で FIELD (ワークフロー) 要素が現れる位置に基づいて適用されます。

[!メモ]

作業項目の種類のフィールドの定義に使用される FIELD (定義) 要素の詳細については、「FIELD (定義) 要素」を参照してください。

<xs:element name="FIELD" type="FieldReference" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"/>

<FIELD refname="fieldReferenceName">
   <ALLOWEDVALUES> . . . </ALLOWEDVALUES>
   <ALLOWEXISTINGVALUE />
   <CANNOTLOSEVALUE />
   <COPY />
   <DEFAULT />
   <EMPTY />
   <FROZEN />
   <MATCH />
   <NOTSAMEAS />
   <PROHIBITEDVALUES /> . . . </PROHIBITEDVALUES>
   <READONLY />
   <REQUIRED />
   <SERVERDEFAULT />
   <SUGGESTEDVALUES /> . . . </SUGGESTEDVALUES>
   <VALIDUSER />
   <WHEN> . . . </WHEN>
   <WHENNOT> . . . </WHENNOT>
   <WHENCHANGED> . . . </WHENCHANGED>
   <WHENNOTCHANGED> . . . </WHENNOTCHANGED>
<FIELD>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

Description

refname

必ず指定します。規則と条件が適用されるフィールドの参照名です。参照名は、フィールド定義の FIELD (定義) 要素で定義されている参照名と一致する必要があります。詳細については、「FIELD (定義) 要素」を参照してください。

子要素

要素

Description

ALLOWEDVALUES

省略可能です。フィールドで許可される値のリストを定義します。許可される値は、作業項目フォームのフィールド リストおよびクエリ ビルダーで選択可能な値です。これらの値の 1 つを選択する必要があります。

ALLOWEXISTINGVALUE

省略可能です。既存の値を許可するようにフィールドを定義します。この要素は、既に存在するフィールド値が、たとえ無効値であっても使用できるようにします。新しいフィールド値は有効である必要があります。

CANNOTLOSEVALUE

省略可能です。値を失わないフィールドとして定義します。この要素を指定すると、現在のフィールド値が維持され、クリアすることも、空にすることもできません。

COPY

省略可能です。現在のフィールドに値がコピーされる別のフィールドを指定します。

DEFAULT

省略可能です。フィールドの既定値を定義します。

EMPTY

省略可能です。フィールドを空として定義します。

FROZEN

省略可能です。フィールドを固定として定義します。変更がコミットされた後、固定されたフィールドを空でない値に変更することはできません。ただし、手動でフィールドをクリアし、作業項目を保存して、別の値を指定することはできます。

MATCH

省略可能です。フィールド値が一致する必要があるフィールド パターンを定義します。

NOTSAMEAS

省略可能です。現在のフィールドの値と一致する値を持つことができない別のフィールドを指定します。

PROHIBITEDVALUES

省略可能です。フィールドで禁止される値のリストを定義します。

READONLY

省略可能です。フィールドを読み取り専用として定義します。

REQUIRED

省略可能です。フィールドを必須として定義します。

SERVERDEFAULT

省略可能です。フィールドに値を設定するサーバー コンポーネントを指定します。

SUGGESTEDVALUES

省略可能です。フィールドで推奨される値のリストを定義します。推奨値は、作業項目フォームのフィールド リストおよびクエリ ビルダーで選択可能な値です。リストに含まれていない、他の値を入力することもできます。

VALIDUSER

省略可能です。許容値のリストがシステム内の有効なユーザーのみで構成される必要があることを指定します。

WHEN

省略可能です。別のフィールドが特定の値を持つときに現在のフィールドに適用する 1 つまたは複数の規則を指定します。

WHENCHANGED

省略可能です。特定のフィールドの値が変更されたときに現在のフィールドに適用される 1 つ以上の規則を指定します。

WHENNOT

省略可能です。別のフィールドが特定の値ではないときに現在のフィールドに適用される 1 つ以上の規則を指定します。

WHENNOTCHANGED

省略可能です。特定のフィールドの値が変更されないときに現在のフィールドに適用される 1 つ以上の規則を指定します。

親要素

要素

Description

FIELDS

作業項目の種類について定義されたフィールドを参照する、およびそのフィールドに適用される規則と条件を指定する FIELD (ワークフロー) 要素のコレクションです。この参照は、親の FIELDS 要素が子となる STATE 要素、TRANSITION 要素、DEFAULTREASON 要素、または REASON 要素に基づきます。

解説

FIELD (ワークフロー) 要素で、少なくとも 1 つの子要素を定義する必要があります。

FIELD (ワークフロー) 要素は、FIELDS (ワークフロー) の必須の子要素です。

minOccurs="1"

maxOccurs="unbounded"

参照

関連項目

FIELD (定義) 要素

概念

作業項目フィールドの使用

ワークフローのデザイン

その他の技術情報

作業項目の種類に応じた XML 要素定義に対するインデックス

作業項目ワークフローの定義とカスタマイズ