CStdioFile クラス
ランタイム関数 fopen で開かれた C ランタイム ストリーム ファイルを表します。
class CStdioFile : public CFile
メンバー
パブリック コンストラクター
名前 |
説明 |
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パスまたはファイル ポインターを指定して CStdioFile オブジェクトを構築します。 |
パブリック メソッド
名前 |
説明 |
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オーバーロードされます。Open は、既定の CStdioFile のコンストラクター (をオーバーライド CFile::Open) 用に設計されています。 |
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テキストを 1 行読み込みます。 |
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現在のファイル ポインターを移動します。 |
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テキストを 1 行書き込みます。 |
パブリック データ メンバー
名前 |
説明 |
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開かれているファイルへのポインターを保持します。 |
解説
ストリーム ファイルは、バッファーを使って入出力され、テキスト モード (既定) でもバイナリ モードでも開けます。
テキスト モードでは、復帰とライン フィードの組み合わせに対して特殊な処理を行います。テキスト モードの CStdioFile オブジェクトに改行文字 (0x0A) を書き込むと、バイトペア (0x0A, 0x0D) がファイルに送られます。また読み込みのときは、バイトペア (0x0A, 0x0D) が 1 バイトの 0x0A に変換されます。
CFile 関数の Duplicate、LockRange、UnlockRange は CStdioFile ではサポートしません。
CStdioFile でこの 3 つの関数を呼び出すと、CNotSupportedException を受け取ることになります。
CStdioFile の使い方の詳細については、『ランタイム ライブラリ リファレンス』の「MFC のファイル」および「ファイル処理」を参照してください。
継承階層
CStdioFile
必要条件
ヘッダー: afx.h