プロジェクトのスレッドモデルの指定

次のマクロは、ATL プロジェクトのスレッド処理モデルを指定して用意されています:

マクロ	使用するガイドライン
_ATL_SINGLE_THREADED	、のすべてのオブジェクトがシングルスレッドモデルを使用する場合に定義します。
_ATL_APARTMENT_THREADED	1 つ以上のオブジェクトでアパートメントスレッドを使用する場合に定義します。
_ATL_FREE_THREADED	1 つ以上のオブジェクトでフリースレッドまたはニュートラルスレッドを使用する場合に定義します。既存のコードは同等のマクロ _ATL_MULTI_THREADEDへの参照が含まれる場合があります。

プロジェクトのこれらのマクロを一つも定義しない場合、_ATL_FREE_THREADED が有効になります。

マクロは次のようにランタイムパフォーマンスに影響します:

プロジェクトのオブジェクトに対応するマクロを指定すると、ランタイムパフォーマンスが向上します。
、のすべてのオブジェクトが一つのスレッドとたとえば_ATL_APARTMENT_THREADED を指定するマクロのレベルを指定するには、少し実行時のパフォーマンスが著しく低下します。
、一つ以上のオブジェクトでアパートメントスレッドまたはフリーのスレッドを使用する場合_ATL_SINGLE_THREADED を指定するマクロの低レベルを指定すると、実行時に発生してアプリケーションが発生する場合があります。

ATL オブジェクトで使用可能なスレッド処理モデルの詳細については、オプション、ATL シンプルオブジェクトウィザードを参照してください。

参照