COleDataSource::OnSetData
指定した形式の COleDataSource オブジェクトのデータを設定または置き換えるために、フレームワークによって呼び出されます。
virtual BOOL OnSetData(
LPFORMATETC lpFormatEtc,
LPSTGMEDIUM lpStgMedium,
BOOL bRelease
);
パラメーター
lpFormatEtc
データが置き換えられている形式を指定する FORMATETC の構造体へのポインター。lpStgMedium
COleDataSource の現在のコンテンツを置き換えるデータを含む STGMEDIUM の構造オブジェクトをポイントします。bRelease
だれに関数呼び出しが完了した後、ストレージ メディアの所有権を示します。呼び出し元はだれがストレージ メディアの代わりに割り当てられたリソースを解放する必要があるかどうかを判断します。呼び出し元は bReleaseを設定する必要があります。bRelease がゼロ以外の場合は、データ ソースは、を使い終わったら解放する中間を所有権を取得します。bRelease が 0 の場合、呼び出し元が所有権を保持し、データ ソースは、呼び出しの間だけストレージ メディアを使用できます。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
データ ソースが正常にそれを取得するまでデータの所有権を取得しません。つまり、 OnSetData が 0 を返す場合、所有権を受け取りません。データ ソースが所有権を取得、ReleaseStgMedium 関数を呼び出して、ストレージ メディアを解放します。
既定の実装では、何も行われません。指定した形式のデータを置き換えるには、この関数をオーバーライドします。これは、高度なオーバーライド可能な関数です。
詳細については、Windows SDKの STGMEDIUM と FORMATETC の構造と ReleaseStgMedium と IDataObject::GetData 関数を参照してください*。*
必要条件
ヘッダー : afxole.h
参照
関連項目
COleDataSource::OnRenderFileData