COleInsertDialog::DoModal
OLE の [オブジェクトの挿入] ダイアログ ボックスを表示します。
virtual INT_PTR
DoModal();
INT_PTR
DoModal(
DWORD dwFlags
);
パラメーター
dwFlags
次のいずれかの値が返されます。COleInsertDialog::DocObjectsOnly の場合、DocObject のみが挿入されます。
COleInsertDialog::ControlsOnly の場合、ActiveX コントロールのみが挿入されます。
0 の場合、DocObject も ActiveX コントロールも挿入されません。この値を設定すると、上に示した最初のプロトタイプと同じ実装になります。
戻り値
ダイアログ ボックスの終了ステータスを返します。次のいずれかの値が返されます。
IDOK ダイアログ ボックスが正常に表示されたときに返されます。
ユーザーがダイアログ ボックスを取り消した場合は IDCANCEL。
エラーが発生した場合は IDABORT。IDABORT が返された場合は、COleDialog::GetLastError メンバー関数を呼び出して、発生したエラーの種類についての詳しい情報を取得できます。発生する可能性のあるエラーの一覧については、Windows SDK の「OleUIInsertObject」関数を参照してください。
解説
m_io 構造体のメンバーを設定してダイアログ ボックスの各コントロールを初期化する場合は、ダイアログ オブジェクトを構築した後、DoModal を呼び出す前に行います。
DoModal から IDOK が返された場合は、他のメンバー関数を呼び出して、ユーザーがダイアログ ボックスに入力した設定や情報を取得できます。
必要条件
ヘッダー: afxodlgs.h
参照
関連項目
COleInsertDialog::GetSelectionType
COleInsertDialog::GetDrawAspect