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ListCallStack コマンド

現在の呼び出し履歴を表示します。

Debug.ListCallStack [/Count:number] [/ShowTypes:yes|no]
[/ShowNames:yes|no] [/ShowValues:yes|no] [/ShowModule:yes|no]
[/ShowLineOffset:yes|no] [/ShowByteOffset:yes|no]
[/ShowLanguage:yes|no] [/IncludeCallsAcrossThreads:yes|no]
[/ShowExternalCode:yes|no] [Thread:n] [index]

引数

  • index
    省略可能です。現在のスタック フレーム。出力は表示しません。

スイッチ

各スイッチは、完全な形式か省略形式のいずれかで呼び出すことができます。

  • /Count:number または /C:number
    省略可能です。表示する呼び出し履歴の最大数を指定します。既定値は無制限です。

  • /ShowTypes:yes|no または /T:yes|no
    省略可能です。パラメーターの型を表示するかどうかを指定します。既定値は yesです。

  • /ShowNames:yes|no または /N:yes|no
    省略可能です。パラメーター名を表示するかどうかを指定します。既定値は yesです。

  • /ShowValues:yes|no または /V:yes|no
    省略可能です。パラメーター値を表示するかどうかを指定します。既定値は yesです。

  • /ShowModule:yes|no または /M:yes|no
    省略可能です。モジュール名を表示するかどうかを指定します。既定値は yesです。

  • /ShowLineOffset:yes|no または /#:yes|no
    省略可能です。行オフセットを表示するかどうかを指定します。既定値は noです。

  • /ShowByteOffset:yes|no または /B:yes|no
    省略可能です。バイト オフセットを表示するかどうかを指定します。既定値は noです。

  • /ShowLanguage:yes|no または /L:yes|no
    省略可能です。言語を表示するかどうかを指定します。既定値は noです。

  • /IncludeCallsAcrossThreads:yes|no または /I:yes|no
    省略可能です。他のスレッドとの間の呼び出しを含めるかどうかを指定します。既定値は noです。

  • /ShowExternalCode:yes|no
    省略可能です。呼び出し履歴でマイ コードのみを表示するかどうかを指定します。マイ コードのみ以外も表示する場合は、すべての非ユーザー コードが表示されます。マイ コードのみを表示する場合には、非ユーザー コードは、呼び出し履歴の出力で [external] として表示されます。

  • Thread:n
    省略可能です。スレッド n の呼び出し履歴が表示されます。スレッドを指定しないと、現在のスレッドの呼び出し履歴が表示されます。

解説

引数やスイッチを変更した場合は、次のコマンドの呼び出しに変更内容が反映されます。Debug.ListCallStackを単独で実行すると、呼び出し履歴全体が表示されます。たとえば、次のようなインデックスを指定します。

Debug.ListCallStack 2

この場合、現在のスタック フレームが、対象のフレームに設定されます (この例では、2 番目のフレーム)。

このコマンドは、定義済みのエイリアス kb を使用して記述することもできます。たとえば、次のように入力できます。

kb 2

こうすると、現在のスタック フレームが 2 番目のフレームに設定されます。

使用例

>Debug.CallStack /Count:4 /ShowTypes:yes

参照

関連項目

ListDisassembly コマンド

ListThreads コマンド

引数を使用する Visual Studio コマンド

コマンド ウィンドウ

[検索] ボックス

Visual Studio コマンドの定義済みのエイリアス