次の方法で共有


CComObjectGlobal クラス

このクラスは、Base オブジェクトを含むモジュールの参照カウントを管理します。

template<
   class Base 
>
class CComObjectGlobal :
   public Base

パラメーター

  • Base
    CComObjectRootCComObjectRootExから、または他のインターフェイスからクラスが派生したオブジェクトでサポートする必要があります。

メンバー

8096d61f.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック コンストラクター

名前

説明

CComObjectGlobal::CComObjectGlobal

コンストラクターです。

CComObjectGlobal::~CComObjectGlobal

デストラクターです。

8096d61f.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CComObjectGlobal::AddRef

グローバル AddRefを実装します。

CComObjectGlobal::QueryInterface

グローバル QueryInterfaceを実装します。

CComObjectGlobal::Release

グローバル [リリース]を実装します。

8096d61f.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック データ メンバー

名前

説明

CComObjectGlobal::m_hResFinalConstruct

CComObjectGlobal のオブジェクトの構築時に返される HRESULT が含まれます。

解説

Base のCComObjectGlobal は、オブジェクトを含むモジュールの参照カウントを管理します。CComObjectGlobal は、モジュールが解放されない限り、オブジェクトが削除されないようにします。は、オブジェクト全体のモジュールの参照カウントがゼロになる場合にのみ削除されます。

たとえば、CComObjectGlobalを使用して、クラス ファクトリは、すべてのクライアントによって共有される共通のグローバルなオブジェクトを保持できます。

継承階層

Base

CComObjectGlobal

必要条件

ヘッダー : atlcom.h

参照

関連項目

CComObjectStack クラス

CComAggObject クラス

CComObject クラス

その他の技術情報

ATL クラスの概要