CanUseFileName
ファイルが存在するかどうかを調べます。ファイルが存在し、そのファイルに制約がない場合、ウィザードはコードをマージして、既存のファイルに追加するかどうかを確認するメッセージを表示します。
function CanUseFileName(
strFileName,
bCheckIfMidlHeader,
bCannotExist,
bSetMergeFlag
);
パラメーター
strFileName
調べるファイルの名前。bCheckIfMidlHeader
ファイル名が MIDL によって生成されるかどうかを調べる場合は true。bCannotExist
ファイル名が既に存在し、上書きできないかどうかを調べる場合は true。bSetMergeFlag
ユーザーがコードを既存のファイル名にマージできることを示す MERG_FILE シンボルを組み込む場合は true に設定します。
戻り値
strFileName が一意の場合、または既存のファイルにコードを追加できる場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。
解説
この関数を呼び出して、ファイル名が存在するかどうかを調べます。ファイル名が存在し、そのファイルが MIDL によって作成されていない場合、またはそれ以外の制約がない場合は、ユーザーが新しいコードを既存のファイルにマージできることを示すメッセージが表示されます。
ファイル名が存在せず、制約もない場合は、指定された名前のファイルが作成されます。
ファイル名が MIDL によって作成されている場合、またはそれ以外に制約がある場合は、ウィザードによってエラー メッセージが表示されます。
使用例
case "HTML_FILE":
if (!HTML_FILE.disabled)
{
if (!window.external.FindSymbol("HTML_FILE_VALID"))
{
bValid = CanUseFileName(obj.value, false, true);
if (!bValid)
break;
window.external.AddSymbol("HTML_FILE_VALID", true)
}
}
bValid = window.external.ValidateFile(HTML_FILE.value, vsCMValidateFileExtHtml);
break;
参照
処理手順
概念
共通の JScript 関数による C++ ウィザードのカスタマイズ