ファイル名分割構文
コマンドのファイル名分割構文は、最初の依存ファイル名 (明示的に指定していない依存ファイルの場合もあります) の構成要素を表します。ファイル名の構成要素は、ディスク上に存在するものではなく、指定されたドライブ、パス、ベース名、および拡張子です。完全なファイル名を表すには、%s を使用します。ファイル名の構成要素を表すには、%|[parts]F (縦棒がパーセント記号に後続する) を使用します。parts には、次の文字を任意の順序で 0 個以上指定できます。
文字 |
Description |
---|---|
文字なし |
完全名 (%s と同じ) |
d |
ドライブ |
p |
パス |
f |
ファイルのベース名 |
e |
[ファイル拡張子] |
たとえば、ファイル名が c:\prog.exe の場合は、次のようになります。
%s は c:\prog.exe です。
%|F は c:\prog.exe です。
%|dF は c です。
%|pF は c:\ です。
%|fF は prog です。
%|eF は exe です。